2008年10月7日 21時35分更新
日経平均株価は4年10か月ぶりに一時、1万円の大台を割り込んだことについて、岡山経済同友会の中島基善代表幹事は、岡山経済への影響は避けられないとしたうえで、中小企業の資金繰りに金融機関が目配りすべきだとの考えを示しました。
これは7日、NHKの取材に対して中島代表幹事が述べたものです。
この中で中島代表幹事は、岡山県を含む日本の実体経済は堅調だとの認識を示した上で、「アメリカの金融危機がどこまで続くのかという心理的な不安が株価に反映されたのだと思う。円高も進んでおり、造船や自動車産業の輸出が落ち込めば県内経済も減速感が出てくるだろう」と述べ、
世界経済の混乱が続けば岡山県経済への影響は避けられないとの考えを示しました。
さらに中島代表幹事は、「県内の金融機関が中小企業をしっかりと支えて欲しい」と述べ、企業の資金繰りに金融機関が目配りすべきだとの考えを示しました。