【2008年10月08日05時26分 更新】


1.東国原知事 今のところ出馬見送り
 (10/07 19:09)

東国原知事は、次期衆院選の宮崎1区からの出馬について、7日も、「今のところは考えていない」と述べ、現段階では出馬する考えがないことを強調しました。(東国原知事)「今のところは考えておりません」7日の定例会見で、宮崎1区からの出馬についての質問に、まず、こう答えた東国原知事。これまで、知事は、県民の意見などを参考にしながら、出馬するかどうか決めたいとしていました。しかし、各マスコミが行ったアンケートでは、国政転身に反対の意見が賛成を大きく上回る結果に・・・アンケート結果を、客観的に分析しているという知事は、個人的に、出馬賛成への意見ももらっていると言います。しかし、知事の出馬に関して、県には、メールや電話などで、県内外から299件の意見が殺到、このうち、95パーセント以上の286件が、出馬に反対の意見でした。(東国原知事)「もちろん私は県民党を標ぼうさせていただいているので、県民の皆さんの声というのを重く受け止めて判断とさせていただきたいと思います」それにしても気になるのが、知事の「今のところ」という発言。これに関して、記者からこんな質問が・・・(東国原知事&記者)「これだけ反対が多い中で、なぜ今回の衆院選に含みを残すような発言をしているのか?」「含みをもたすとか、結論を引っ張るとかそういった意識は全くありません」なかなか結論を出さない知事の発言について、コミュニケーション論やジャーナリズム論が専門の宮崎公立大学の山本教授は、「国政転身に未練があるのではないか」と指摘します。(宮崎公立大学人文学部・山本明夫教授)「この1週間どっちなのというのが私たちにも伝わってこないし、優柔不断というか、やっぱり未練があるのかなと、国政にですね」国政転身への質問は、約40分・・・。最後に、あらためて、現時点での出馬について知事に聞くと・・・(東国原知事)「不出馬とは言っておりません。今のところは考えておりませんと言っております」定例会見の中で、「今のところ」というフレーズを、15回繰り返した東国原知事。7日も、衆院選への出馬については、明言を避けましたが、県民に反対意見の多い現段階では、出馬を見送る考えであることは、間違いなさそうです。


2.自民党県連7日から公募開始
 (10/07 17:46)

中山議員の立候補見送りを受け、自民党県連は、7日から、宮崎1区の候補者の公募を始めました。自民党県連は、10月5日、緊急役員会を開き、中山氏に代わる宮崎1区の候補者を、公募で選ぶことを決めていました。自民党県連が、国政選挙の候補者を公募するのは今回が初めてで、告示日となった7日、県連のホームページなどで、公募内容が紹介されています。候補者の公募は、15日正午まで受け付けられ、自民党県連では、18日土曜日に、書類審査や面接などを行って、候補者を選定することにしています。初日の7日、申し込みはありませんでしたが、問い合わせは数件きているということです。宮崎1区には、無所属で、民主、社民、国民新党が推薦する川村秀三郎氏と、共産党の馬場洋光氏が、立候補を表明しています。


3.新呼称は「いきいき集落」
 (10/07 17:45)

県は、元気な集落づくりに取り組む地域を「いきいき集落」と名づけ、活動を後押しすることになりました。「いきいき集落」は、県が6月から8月にかけて集落の呼称を募集し、応募のあった1890件の中から選ばれたものです。(東国原知事)「なんか平凡であるけども、そこには非常に深みがある。かみしめて味が出てくるというような呼称」県は、「いきいき集落は、限界集落の言い換えではない」と強調、住民による意欲的な集落づくりを促しています。


4.棚田で稲刈り
 (10/07 17:59)

「日本の棚田百選」に選ばれている、日南市の坂元棚田で、稲刈りが始まりました。棚田では、普通期米の稲穂が、一面、黄金色に染まり、農家の人たちが刈り取り作業に追われています。先の台風で、稲が一部倒れるなどの被害を受けましたが、品質に影響はなく、上々の出来だということです。稲刈りは、10月中旬まで行われ、10月12日には、棚田のオーナーたちがボランティアで収穫を体験します。


5.フェニックスリーグ開幕
 (10/07 17:46)

プロ野球若手選手の教育リーグ、「フェニックスリーグ」が、7日から宮崎市などで始まりました。このうち、宮崎市のサンマリンスタジアムでは、中日ドラゴンズと湘南シーレックスの試合を前に、セレモニーが行われ、幼稚園児などがそれぞれの監督に、花束や県産品を贈りました。今年で5年目を迎える「フェニックスリーグ」には、プロ野球12球団のほか、韓国のプロ球団と、四国・九州アイランドリーグ選抜のあわせて14チームから、若手選手が出場します。大会は、7日から17日間にわたって行われ、県内10の球場で、あわせて98試合が予定されています。10月10日には、宮崎市の一番街で記念イベントが開かれ、選手のトークショーや、サイン入りグッズのオークションなどが行われます。イブニングニュースでは、イベントの模様を生中継しますので、ぜひご覧ください。おしまいに、7日閉幕したおおいた国体、宮崎県選手団の総合成績は、37位となり、目標の30位台を達成できました。


6.大阪ビデオ店火災受け調査違反見つかる
 (10/07 17:45)

大阪・ミナミの放火事件を受けた特別検査の結果、インターネットカフェなど、県内の類似店舗の6割以上で、防火安全対策に何らかの違反があることが判りました。この特別検査は、県内4つの消防局や消防本部が、事件のあった個室ビデオ店と類似する、宮崎市や延岡市などのインターネットカフェとカラオケボックス、合わせて、44店舗を対象に、緊急に行ったものです。このうち、宮崎市消防局管内では、検査した32店舗のうち、約6割にあたる19店舗で、消防法で義務付けられている防火安全対策に、違反が見つかったということです。違反内容を見てみますと、宮崎市消防局管内では、10店舗で消防訓練が実施されておらず、この他、火災報知器の定期点検を行っていなかったり、避難誘導灯や避難用はしごを、設置していない店もあったということです。また、MRTが、各消防本部に問い合わせて確認したところ、延岡市内では、検査対象となった8店舗全てで、また、日向市の1店舗でも、同様の違反が見つかったということです。都城市消防局管内では、違反はありませんでした。県内全体では、約64%にあたる28店舗が、違反していたことになり、各消防本部などでは、違反のあった店舗に対し、改善報告書の提出などを求め、指導を徹底することにしています。


7.全国障がい者スポーツ出場者市長表敬
 (10/07 17:45)

10月、大分県で開かれる「全国障がい者スポーツ大会」を前に、県北地域の出場選手4人が、延岡市の首藤市長に、大会での健闘を誓いました。延岡市役所を訪れたのは、大分県で開かれる「全国障がい者スポーツ大会」のボウリングと水泳、それに、卓球と陸上競技に、それぞれ出場する、延岡市と日之影町の男女あわせて4人です。選手たちは、延岡市の首藤市長に、大会での抱負を述べ、全員で健闘を誓いました。これに対し、首藤市長は、「日頃の練習の成果を発揮し、悔いの無いよう、ベストを尽くしてください」と、選手たちを激励しました。(水泳競技に出場する中園由紀さん)「全国大会は2回目なんですが、みんなと張り合って頑張っていきたいと思っています」「全国障がい者スポーツ大会」は、10月11日から3日間に渡って、大分県で開かれ、県内から21人、全国から約3千500人の選手が出場して熱戦を繰り広げます。