名古屋市内のスーパーで販売された中国製のつぶあんから有害物質のトルエンと酢酸エチルが検出されていたことがわかりました。
先月25日、名古屋市中川区内に住む60代の男性から「つぶあんを食べたら気分が悪くなった」と保健所に報告がありました。
市が調べたところ、男性の家に残っていたつぶあんから、本来、食品に入れてはいけない劇物、トルエンと酢酸エチルがそれぞれ0.008ppm、0.16ppm検出されたほか、近くのスーパー2か所の中国製つぶあんからも、この物質が検出されました。
つぶあんは、静岡県の食品輸入販売業「マルワ食品」が中国から輸入したもので、市によれば量は微量なため、すぐに健康被害の心配はないと説明しています。(07日18:04)