住金物産(大阪市)は7日、中国から輸入した「冷凍たこ焼き」から化学物質「メラミン」が0.7~1.1ppm検出されたと発表した。健康被害の報告はないが、自主回収する。
中国の福清龍威水産食品有限公司(福建省)が製造。業務用の総菜商品として住金物産がこの1年間に447.3トン輸入し、子会社を通じて冷凍食品会社のケーオー産業(愛媛県今治市)に販売した。その後、問屋を通じて関東、甲信越、東北、北海道のスーパーなどに出荷されたという。月間出荷量は2000~3000ケース(1ケース200個入り)で、スーパーの店内で調理され、総菜として一般の消費者に販売されていた。問い合わせは、ケーオー産業マーケティング部0898・25・3431。【田畑悦郎】
毎日新聞 2008年10月7日 22時58分