民主党の小沢一郎代表が体調を崩し、東京都内の大学病院で治療を受けていることが7日分かった。同党の鳩山由紀夫幹事長が「通院治療を受けている」と記者団に明らかにした。先月中旬にひいた風邪をこじらせ、へんとうを痛めているとみられる。
7日は都内の大学病院で終日治療を受け、午後5時20分ごろに病院を出た。関係者によると、断続的に点滴などの治療を受けているという。今後も衆院解散後の選挙遊説などに備えて通院を続け、当面静養する見通しだ。
小沢氏は先月中旬、地方行脚先の愛媛県松山市で体調を崩した。最近はのどにはり薬をつけ、包帯を巻いた姿で現れることが多く、4日の埼玉県内での遊説では「風邪をこじらせ、気管を痛めている」と説明していた。【渡辺創】
毎日新聞 2008年10月7日 20時45分(最終更新 10月7日 21時07分)