松江市ホームページ【暮らしのガイド】
第5回市長アワー「だんだん市長室」でいただいたご意見
提案・意見をいただきました。 そのことについては、こう考えています。
禁煙・分煙について
○市役所の喫煙室には、灰皿がなくても良いのではないか。携帯灰皿を使い、本人の責任で処理すべきではないか。
 喫煙者組合を結成して定期的に掃除をしてもらうことを考え、市としてスペースを提供しているくらいの考えでいいのではないか。
 喫煙室は全部ガラス張りでなくてもよいが、外から見えないといけないのではないか。
 松江市は、禁煙・分煙をしっかりやってきれいな町にしてほしい。職員が、率先垂範してほしい。

●嫌煙権と喫煙権の双方の主張があり、喫煙対策は時間をかけてやっていく必要があるのではないかと考えます。市も、受動喫煙の防止対策に取り組んでおり、喫煙者に対しては、喫煙マナーを守り、喫煙室での喫煙の徹底を呼びかけています。職員の喫煙率も少しずつですが、低下してきています。喫煙者に対しては禁煙支援への取組みを行い、禁煙の輪を広げていくといいと考えます。
喫煙室については、職員のみならず一般来庁者の利用もあることから、灰皿を設置し庁舎スペースの一部として管理を行っておりますので、ご理解いただきたいと思います。また、喫煙室の構造については、喫煙者・嫌煙者の主張を調整しながら今後も検討していきたいと考えております。(管財課・人事課)
愛隣館の保存について
○愛隣館は昭和6年に建てられた。昭和6年は社会福祉事業が確立された記念すべき年。老人ホーム、聾唖教育の発祥の地でもある。集会所など文化的活動の場として、身障者の方の集まれる場として現存している。
 老朽化しているので柱を上手に組み込めば倒れないのではないか。土地は残っている。倒すという人は誰もいない。文化財として登録したらという声もある。県では、文化財の価値があると聞いている。福田平治顕彰会で資金もある。市や県の文化財としてやっていくのが正道ではないか。

●愛隣館の文化財(建造物)としての価値については、過去に専門家に依頼し、概要調査を実施していますが、その折には指定文化財としての指定は難しいとのことでした。とはいえ、今日では文化財の登録制度等もありますので、改めて専門家の意見を求めたいと考えています。なお、国・県の指定もしくは登録にならないと、文化財的には国・県の助成を受けることはできないことになっています。(文化財課)
性同一性障害を抱えるものに対する市の考えについて
○私は、性同一性障害である。病院に通院しており、診察券の性別は女性になっている。厚生労働省に性別のしばりはなく、虚偽記載にはならない。しかし、パスポートや国保では、性別が異なるためトラブルになる。男であるか女であるか、世界的な流れからしても肉体よりも脳として生きることであり、個人的ではなく人権課題として取り組むことが必要ではないか?地方分権の今、県や国だけでなく、松江市に考えていただきたい。
 厚労省や法務省でも想定外といっている。保険者の判断、各自治体が独自で判断することなどは、時間はかかるものと考えているし、急いで結論を出すことはできないと一応の理解はしている。だから、情報提供や説明責任が重要であると思う。

●合併したときに、松江市で公文書の性別欄を点検し、必要のない性別欄を取り払いました。しかし、国保の保険証のように法律で決まっている様式は、松江市だけでは勝手に変更することが出来ません。なぜ、保険証に性別を要求するのか、厚生労働省には必要性と規則を確認します。(人権同和対策課・保険年金課)
松江市の活性化について
○本庄工区については開削ということで結論が出ているが、もう一度干陸しアジアのハブ港になるようにすればどうか。
 山陰は全国平均の所得の半分。中京地区の3分の1強。都市化しないことには、山陰の所得倍増はできない。

●本庄工区は、平成12年に干陸中止が決定しており、干陸は時計の逆廻りとなります。現在は、干陸中止に伴う周辺整備の工事が進行中です。森山堤の堤防開削及び架橋については、平成21年度末の完成を目指し、工事が進められていますので干陸は不可能と考えます。境港を利用して松江市民が海外へ行く。そして、貿易の中心としていかなければなりません。個々人の所得を増やしていくのが肝心です。一攫千金の時代ではありません。あまりあわててもいけません。時代を長い目で見なければなりません。今はバブル期の景気絶頂期と少し逆の動きになっています。もう少し長期的展望に立って、地域資源を活かした振興策を行っていく必要があります。(定住地域振興課)
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