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2008年 10月5日 発信

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川村選手 引退登板

10月5日(日)横浜スタジアムでの対広島東洋カープ戦で、川村選手の引退登板が
ありました。
プロ最後の登板は先発。先頭打者を空振りの三振に打ち取りマウンドを降りました。
生涯成績は、試合数368、71勝64敗、投球回数1115・1/3、防御率3.72でした。

試合後にはセレモニーが行われました。
長年親しんだマウンド近くにマイクが立てられ、バックスクリーンのカラービジョンには
12年間の川村選手の勇姿が映し出されました。ベイスターズファンだけでなく、
カープファンの皆さんも見守る中、川村選手があいさつをしました。

「自分は本当に幸せな男でした。(場内の川村コールでしばらく涙でつまる)
自分は神奈川県に生まれ育ち、このスタジアムに憧れて野球を始めました。
そして今日、現役最後にスタジアムで投げられて本当に幸せな男でした。
スタジアムには色々な思い出があります。どれだけホームランを打たれたか、
そしてここで日本一になれたこと、本当に幸せでした。
そしてなによりベイスターズで出会った仲間たちと一生懸命に野球をし、投げたこと、
野球を通じ出会った素晴らしい仲間たち、本当にありがとう。
今日この場を用意してくださった球団の皆さん、カープの方、ベイスターズの仲間たち、
ありがとうございました。
そしていつも笑顔で迎えてくれる家族たち、丈夫に生んでくれた両親、
ありがとうございました。
勝ったり負けたりの勝負の世界、本当に野球が好きでした。
投げるのが楽しかったです。
最後に、ファンの皆さん、12年間本当にありがとうございました。」

レフトスタンドのカープファンからも惜しみない川村コールがおこり、川村選手は
レフトスタンドにも駆け寄り深々と頭を下げてお礼をしていました。

セレモニー後に、「カープのファンの方も応援してくれる野球って、素晴らしいスポーツだなと実感しました。」と川村選手。
横浜で一時代を築いたV戦士が今日限りでユニホームを脱ぎました。



※『月刊ベイスターズ』11月号(10/25発売)で、川村選手独占インタビューを含む、
特集ページを掲載します。是非ご覧ください。




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