和歌山放送局

2008年10月7日 12時35分更新

県内全小学校に梅干しを配布


地元特産の梅に子どものうちからなじんでもらおうと、県内のすべての小学校に梅干しが配られました。

これは、全国一の梅の生産地である県と県の漬物組合連合会などが、消費拡大につなげようと、毎年おこなっているもので、4年目のことしは、県内にある295のすべての小学校に計8万4320個の梅干しが配られました。
このうち、日高川町の川辺西小学校では、6日朝、全校児童274人が体育館に集まり、代表として5年生と6年生の4人が梅干しを受け取りました。
その後、児童たちは、梅干しが戦国時代から食べられていたことや、梅干しにはクエン酸がたくさん含まれていて体に良いことなどを梅干しメーカーの人たちから教わりました。 
この小学校では、配られた梅干しが給食に出されて、児童たちが味わいました。
梅干しを受け取った6年生の女子児童は、「梅干しは大好きなので、うれしいです。ご飯と一緒に食べたいです」と話していました。
また、5年生の男子児童は、「梅干しは酸っぱいから苦手だけれど、食べられるようにがんばりたいです」と話していました。