KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年10月6日(月)の KCT TVニュースから]

総社観光プロジェクト会議 総社観光宣言案まとめる(総社市)

今年、5月11日に設立された総社観光プロジェクト会議の3回目の会議が開かれ、観光振興の理念となる「総社観光宣言」案をまとめました。
総社の魅力を全国に発信し、観光客を増やそうと設立された総社観光プロジェクト会議は、JR西日本コミュニケーションの浅沼唯明社長を会長に地元観光関係者など20人の委員が総社市の観光振興について協議しています。3回目の会議では、総社の観光の魅力は何であるか、意見交換したのち、観光振興の核となる「総社観光宣言」案について話し合いました。その結果観光客が何度も訪れたくなるまち。市民も誇りを感じるまちづくり。を基本にした「総社観光宣言」案をまとめました。さらに、文化、歴史、アプローチなど八つの分科会を設け観光振興策を協議していくことを決めて、10月末までに各分科会の人選や協議事項をまとめることになりました。なお、4回目のプロジェクト会議は、11月末から12月末までに開かれる予定です。

命を大切にする心テーマに 作家 落合恵子さんが講演(倉敷市)

岡山短期大学が、命を大切にする心を育てるプログラムのひとつとして作家、落合恵子さんを招いた講演会を開きました。
岡山短期大学の幼児教育学科が文部科学省の支援事業の一つとして開いたもので、会場には学生と一般参加者あわせておよそ330人が集まりました。講師として招かれた作家、落合恵子さんは「生命の感受性それぞれが『それぞれの色』に輝いて」をテーマに話しました。落合さんは自分の生い立ちや現在主宰している子どもの本専門店の話などを交え、命や子どもの人権について語りました。落合さんの母親は、父親となる人に召集令状がきて戦場へ送り出された後、妊娠したことに気づき、シングルマザーで落合さんを出産したそうです。その生まれによって差別を受けることもあった経験が、子どもの人権尊重について呼びかける活動の原点だと振り返り、人権とは何か? なぜ、活動を続けるのか? といった思いを学生たちに語りかけました。岡山短期大学幼児教育学科では講演で学んだことを生かして命の大切さを伝えるための紙芝居を作成し、地元の保育園や幼稚園で上演することにしています。

県知事選横断幕の掲示(倉敷市)

任期満了に伴い今月9日に告示される岡山県知事選挙を前に倉敷市選挙管理委員会は、JR倉敷駅に啓発用の横断幕を掲げました。
JR倉敷駅では倉敷市から委託を受けた業者が、横断幕の取り付け作業にあたりました。横断幕は縦1m、横11mで、「10月26日岡山県知事選挙投票日」と書かれています。倉敷市選挙管理委員会では倉敷市役所や各支所、公民館など16カ所に懸垂幕や立看板などを設置し投票を呼びかけることにしています。期日前投票は10月10日から10月25日の午前8時30分から午後8時まで行われます。

倉敷市景観フォーラム(倉敷市)

身近にある優れた景観を再認識し、まちづくりに生かそうという景観フォーラムが(4日)倉敷市で開かれました。
このフォーラムは景観計画を現在策定中の倉敷市が、市民レベルの取り組みを紹介し、身近な優れた景観を再認識してもらおうと開いたものです。フォーラムでは、倉敷ケーブルテレビなど地元メディアの連携企画「くらしき百景」が、議論の中心に据えられました。くらしき百景は倉敷市内の残したい風景を市民の推薦を募って2年間放送・掲載し続けたシリーズ企画です。パネルディスカッションでは「くらしき百景」の発案者、山陽新聞倉敷支社の高見幸義デスクや推薦者4人が倉敷の景観について集まった150人の市民を前に思いを述べました。これに加え、現在KCTで放送中の「くらしき百景」短編集でピアノ曲を提供している田辺泰子さんのライブコンサートと映像のコラボレーションも実現しました。また、倉敷市はこのフォーラムで景観計画の素案を発表し、市内8地区の特徴を生かした街づくりを目指すことなどを説明しました。

総社市に特別支援学校をつくる会が署名提出(総社市)

障害児を持つ保護者などで組織する「総社市に特別支援学校をつくる会」は、2万3千人分の署名を岡山県知事へ提出しました。
県庁知事室を訪れたのは、総社市に特別支援学校をつくる会の代表、山口修一さんをはじめメンバーと片岡聡一総社市長、地元選出県議会議員など10人です。山口さんは10月2日時点で集まった2万3千人分の署名を石井県知事へ手渡し、総社圏域への特別支援学校建設を要望しました。メンバーたちは、特別支援学校の定員がいっぱいで入れない児童もいる現状や通学のために1時間以上かかっている人もいることなど、苦しい環境にあることを訴えました。これに対し、石井知事は「みなさんの熱い思いは受け止めさせていただきました。県教育委員会にも伝えておきます」と話しました。署名は当初、1万人分を集めることを目標にしていましたが、活動への理解が広がったことなどから目標を大幅に上回り、会の発足後およそ1ヵ月というスピードで提出することができました。

鴻八幡宮 みこし準備(倉敷市)

児島下の町の鴻八幡宮で11日から始まる例大祭に向け、神社の氏子青年会が神輿の準備をしました。
神輿の準備は毎年、例大祭の10日ほど前に行われることになっています。この日(1日)は、氏子青年会のメンバー20人が集まり、境内の倉庫から保管してある神輿を出し、拝殿に一時安置しました。神輿は戦前に作られたもので高さはおよそ2m、全体に金箔を貼り、一部漆仕上げの豪華な造りとなっています。例大祭2日目の12日には、神を乗せて宮司や子ども達40人といっしょに神事の一環として地域を巡行することになっていています。鴻八幡宮によると神輿の巡行は勇壮な神賑わいで知られる「だんじり」の曳行よりも歴史は古く、素朴な中にも神事としての祭りの姿を垣間見ることが出来るそうです。

倉敷国際ホテル 地産地消朝市を初開催(倉敷市)

倉敷国際ホテルできのう(5日)、岡山県内産の野菜や果物などを販売する地産地消朝市「ぼっけぇ市」が開かれました。
県内産の特産品の良さを知ってもらおうと倉敷国際ホテルが、初めて開催した朝市「ぼっけぇ市」には、15の業者や生産者などが出店しました。倉敷ブランドでもある連島のレンコンをはじめ、玉島地区で栽培されているリンゴ、井原市芳井地区のゴボウ、岡山市妹尾地区のメロン、新見市の千屋牛など新鮮で旬の野菜や果物などが市価より安く販売されました。倉敷国際ホテルでは、8年前からレストランや宴会料理に倉敷市で栽培されているフェンネル、パプリカなど西洋野菜をはじめ地元の生産者による農産物や加工品を8割以上取り入れ、地産地消を推進しています。会場には、ホテルの宿泊客や観光客などが訪れ、産地直送の旬の食材を買い求めていました。なお、倉敷国際ホテルでは、今後は、季節ごとに「ぼっけぇ市」を開きたいとしています。

青陵OB美術展 あすから(倉敷市)

今年100周年を迎えた県立倉敷青陵高校の記念事業の一環として、あすからOB美術展が開催されます。
会場となる倉敷市立美術館では、きょう午後からOBや代理人が作品を持ち寄り、展示作業にあたりました。展示は平面作品と立体作品にわけ、年齢順に並べられました。倉敷青陵高校の前身・倉敷高等女学校の78歳になる女性をはじめ、この春卒業したばかりの大学生まで幅広い年代の卒業生50人の作品が一堂に集まっています。OB美術展は90周年のときに続いて2回目になります。出展者の中には、過去に日展で特選を受賞した人など、国内外で活躍している卒業生たちも多くいます。倉敷青陵高校の100周年を記念したOB美術展は、あすから今月13日まで倉敷市立美術館で開催されます。

(最終更新 10/06-18:17)

KCT市民チャンネル インターネット配信中!
市民チャンネガイド
市民チャンネル番組ラインナップ
今月の市民チャンネル番組表
ページの先頭へ