岡山放送局

2008年10月6日 23時54分更新

総社市に特別支援学校を


障害がある子どもたちが学ぶ特別支援学校を総社市に誘致しようと、地元に住む障害児の保護者らが2万3000人あまりの署名を集めて6日、岡山県に提出しました。

署名活動を行ったのは、総社市に住む障害がある児童や生徒の保護者などでつくるグループで、ことし8月から5日までにおよそ2万3000人分の署名を集めました。

グループのメンバーは6日、総社市の片岡市長らとともに岡山県庁を訪れ、署名の名簿とともに、総社市に特別支援学校を建設することや、通学のためのスクールバスを運行することなどを求める要望書を提出しました。

総社市には、地元の小中学校の特別学級や岡山市などの特別支援学校に通っている児童や生徒が180人ほどいますが、市内に特別支援学校ができれば、こうした子どもたちだけでなく周辺の市や町からも児童や生徒を受け入れることができるということです。

要望を行ったグループの山口修市代表は「学校まで片道2時間をかけて通う障害児もいて、経済的にも大きな負担になっている。総社市に特別支援学校を一刻でも早く建設してほしい」と話していました。