2008年10月06日 22:30 [Edit]
Tips - Macをルーターに
あれ?この記事で、なんで記事本体はおろかはてブのコメントにも関連エントリーにもアレが登場しないかと、現在ホテル軟禁中の私に引っかかったので。
元麻布春男の週刊PCホットライン筆者の場合、出張時はホテルの部屋で原稿を書くPC(最近はMacBookが多い)、イベント会場等で持ち歩くPC、iPAQやiPod touchのようなPDAの、計3デバイスを持ち込む。これら3つのデバイスでインターネット接続を共有するために、無線LANアクセスポイント機能を備えたルーターがあると便利だ。
実は、Macにはもれなく「インターネット共有」がついてくる。v10.2の頃から標準装備なのでかなり前からである。LANの口が少ないときなど、よく私は「ルーターやります」と言うのだが、未だに驚く人が結構いるので以外と知られていないようだ。
使い方は、至って簡単。上の画面を見れば説明は不要だろう。
見ての通り、プルダウンメニューから現在接続中のインターフェイスを選んで、それをどのインターフェイスに流すのかにチェックを入れて、後は左の[Internet Sharing](日本語なら[インターネット共有])をクリックするだけ。
この警告ダイアログでOKすれば、あとはMacがずっとルーターをやってくれる。
AirPort、すなわちWifiに関しては、WEPなど最低限の追加設定もできる。
以前からよく使っていた機能なのだが、iPhoneを使いだしてから使用頻度がさらに上がった。
見ての通り、このインターネット共有では上流側のインターフェイスと下流側のインターフェイスが自由に選べるので、「無線で受けて、有線に流す」ことも出来る。まだmadwifiが安定してなかった頃のUbuntuでこれは重宝した。
とはいえ、出来ないこともある。無線で受けて無線で流すは無理(有線-有線はOKなのに:)。
元麻布春男の週刊PCホットライン小型軽量、USB給電に加えて3番目のメリットが、冒頭で紹介した無線LANによるインターネット接続サービスを、無線で共有できるという特徴だ。
しかし、
これまで使っていたトラベルルーターは、ケーブルで提供されるインターネット接続を、無線LANにより複数のクライアントで共有可能にするものだった。無線LANによる共有がないと、PDAやiPod touchをネットワークに接続することが難しい。その点では便利だったのだが
この部分は完璧に「インターネット共有」で出来る。
一応同様のことは、Windows XPでも出来ることになっているのだが、Proでないと駄目で、しかも設定はうざいウィザード経由。下流ネットワークが192.168.0.0/24で決めうちという問題もある。とても旅先で使えるような代物じゃない。
Ubuntuにも欲しい機能。もちろんコマンドラインでやっちゃえばいいのだけど、nm-applet経由で出来るようにしてもらえないかなあ....
Dan the Mac User with Too Many Packets to Forward
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私はWindows派で、Macはあまり知らないんですが、
なんとなく、ルーターとして使えたり、iPhoneとの連携が簡単に行えるということは、わかりました。
これからも、興味深い記事を楽しみにしています。
ちなみに私もMacBook Pro使ってますが、共有はさせたことはないです。