【2008年10月07日06時05分 更新】


1.国政転身?東国原知事・明言避ける
 (10/07 06:02)

次期衆院選、宮崎1区の候補者をめぐる動きからです。選挙に出るのか、出ないのか、出馬が取りざたされている東国原知事は、6日も、出馬とも不出馬とも取れる発言を繰り返し、明言を避けました。(東国原知事)(Q.出馬についていつ判断する?)「県民のみなさんの多くの方の負託を受ければ、『宮崎を代表して国で汗をかけ』と『国で仕事をしてくれ』ということを把握された時点(で判断する)」4日、中山成彬衆議院議員が、次期衆院選に出馬しないことを表明したのを受け、にわかに浮上したのが、東国原知事の衆院選・宮崎1区への立候補話。6日午前中には、知事の発言は・・・(東国原知事)「解散されても、公示になっても、『今のところありません』と言おうかなと思ってます」一部の報道機関が、『知事不出馬』と伝えると、午後に、すぐさま・・・(東国原知事)「解釈に困りますね。ですから、イコール不出馬ということでも、ない訳ですよね。そうも受け取れますね。解釈の仕方は」東国原知事の国政への転身について、県民に聞いてみると・・・(反対の県民)「この人は宮崎から改革を起こしたいと言ってるのに、今さら、途中で放り投げて、国の政治の方に行くというのが、やっぱりいや」「これから宮崎県のために頑張って欲しい。まだ早すぎる」(賛成の県民)「逆に出て欲しい。宮崎のことを都会の方で、出して(PR)して欲しい」MRTが、街頭で100人にアンケートをとったところ、反対が88人と、賛成の12人を大きく上回りました。(東国原知事)「県民の皆様の意見は重く受け止める。宮崎にとって何がベストなのかを考えて行動していきたい。」ところで、仮に、知事が自民党から出馬する場合には、自民党県連が、7日告示する宮崎1区の候補者の公募に、応募しなければなりません。公募の締め切りは、15日の正午です。戦う相手が定まらない状況に、1区の立候補予定者は・・・(川村秀三郎氏)「知事選で昨年、候補者として戦った相手ではあります。現時点では、コメントできない」(馬場洋光氏)「国民こそ主人公の、わが党の政策を、誰が出てきても訴えるということしかない。人が、どうのこうのではない」11月中旬以降の投票ともいわれている解散総選挙。7日は、いよいよ、自民党の公募が始まります。東国原知事から、今後、どんな発言が飛び出すのかが、注目されます。


2.大腸菌群検出で中村牧場に回収命令
 (10/07 06:02)

学校給食用などの牛乳から、大腸菌群が検出されたことを受け、県は、食品衛生法に基づき、都城市の業者に回収命令を出しました。回収命令を受けたのは、都城市山之口町の「中村牧場」で、9月30日、自主検査の結果、瓶詰め牛乳から、大腸菌群が検出されたと県に届け出がありました。その後の保健所の検査でも大腸菌群が確認されたため、県は、5日、中村牧場に対し、食品衛生法に基づき、回収命令を出したものです。対象商品は、9月29日と30日に製造された、200ミリリットル入りの「中村牛乳」4300本余りです。中村牧場では、学校給食用の牛乳は、全て回収しましたが、宅配用と店頭販売用の牛乳は、一部、回収できていません。今のところ、健康被害の報告はないということです。


3.宮崎大学Beefとは?
 (10/07 06:02)

食の安全が求められる中、宮崎大学では、牧草の栽培から肥育まで、管理を行き届かせた黒毛和牛、「宮崎大学Beef」を、新ブランドとして売り出すことになりました。6日は、宮崎大学の住吉昭信学長らが県庁を訪れ、「宮崎大学Beef」を、知事にお披露目しました。(東国原知事)「宮崎大学Beefって、頭が良くなりそうですね」知事も興味津々の「宮崎大学Beef」は、宮崎市内にある、宮崎大学農学部の牧場で育てられた黒毛和牛の肉です。飼育用の牧草も、牧場内の畑で自給によってまかなわれ、牛は約14ヘクタールの広い放牧地で、のびのびと飼育されています。(宮崎大学農学部・福山喜一教授)「宮大ビーフとは、うちの牧場で生まれた仔牛を、うちでできる粗飼料(牧草)100%で育て上げた牛です」大学が育てた牛が、ブランド化して販売されるのは、全国でも珍しいということです。「宮崎大学Beef」は、7日から、宮崎市と都城市のスーパー、あわせて4店で販売されます。


4.西武ライオンズ宮崎入り
 (10/07 06:02)

プロ野球、パリーグのペナントレースを制した西武ライオンズが、クライマックスシリーズの最終調整を行なうため、6日、宮崎入りしました。4年ぶりにリーグ優勝を果たし、日本一を狙う、西武ライオンズ。渡辺久信監督率いる、レオ軍団は、6日、午後、空路、宮崎入りしました。10月17日から始まるクライマックスシリーズに向けて、最終調整を行う今回の合宿。レオ戦士たちは、7日から県内各地で開かれる若手選手の育成試合、フェニックスリーグに一軍メンバーも参加しながら、決戦に備えます。ライオンズは、7日から14日まで、南郷町で最終調整を行ない、日本一の栄冠をつかむべく、クライマックスシリーズに挑みます。ライオンズの選手たちも参加する、若手選手の育成試合、フェニックスリーグは、7日から県内各地で開かれます。


5.串間本城でデジタル試験放送開始
 (10/07 06:02)

串間市の本城中継局で、6日から、地上デジタル放送の試験放送が始まり、串間市の一部、749世帯で、地上デジタル放送を見ることができるようになりました。本放送は、11月10日からとなっています。これで、既に本放送を始めたエリアと合わせて、県内の約93%にあたる、約41万8600世帯で、地上デジタル放送が視聴できるようになりました。


6.飲酒無免許窃盗の元県立高校技師初公判
 (10/07 06:01)

無免許のまま飲酒運転をしたとして、道路交通法違反や窃盗などの罪に問われている、県立高校元職員の初公判が、6日、宮崎地方裁判所で開かれ、元職員は、起訴事実を全面的に認めました。起訴されているのは、宮崎海洋高校の元技師、國丸浩司被告38歳です。起訴状によりますと、國丸被告は今年7月、無免許で原付バイクを飲酒運転した他、宮崎市の衣料品店に侵入し、現金や商品を盗んだとして、道路交通法違反や窃盗などの罪に問われているものです。宮崎地裁で開かれた6日の初公判で、國丸被告は、起訴事実を全面的に認めました。また、検察側は、冒頭陳述の中で、國丸被告が遊興費や借金返済のため、起訴事実以外にも盗みを繰り返していたとして、近く、窃盗罪などで追起訴する方針を明らかにしました。國丸被告の次回公判は、11月19日に開かれます。


7.飫肥城下まつりを前に清掃活動
 (10/07 06:03)

日南市で開かれる飫肥城下まつりを前に、6日、まつり会場の清掃作業が行われました。清掃作業は、飫肥城下まつりを前に、毎年行われているもので、日南市シルバー人材センターの会員や、日南学園高校看護科の1年生、合わせて120人が参加しました。このうち、センターの会員たちは、飫肥城の城壁に脚立を立て、石垣の草を丁寧に引き抜いていました。また、生徒たちは、草取りやゴミ拾いを担当しました。清掃作業は、約6時間かけて行われ、すっかりきれいになったまつり会場に、市の関係者も喜んでいました。飫肥城下まつりは、10月18日に前夜祭が、また、19日に本祭りが開かれ、県の無形民俗文化財に指定されている郷土芸能の泰平踊りや、武者行列の市中パレードなどが予定されています。


8.九州地区大学野球選手権大会開幕
 (10/07 06:03)

九州地区大学野球選手権大会が、6日開幕し、延岡市で開会式がありました。この大会は、九州地区大学野球連盟が、毎年春と秋に行っているもので、今回は、九州・沖縄各県から24チームが参加、宮崎からも、九州保健福祉大学など5チームが参加しています。6日は、延岡市で開会式が行われ、春の大会で優勝した日本文理大学の柏佑樹主将が、選手宣誓しました。(日本文理大学・柏佑樹主将)「大学野球ファンの方々に大きな感動と勇気を与え、フェアプレーの精神で、正々堂々戦う事を誓います」大会は、延岡市の西階運動公園野球場をメイン会場に、10月10日まで行われ、上位3チームは、明治神宮野球大会の予選を兼ねた、「九州大学野球選手権大会」に出場します。


9.県職員の給与を勧告
 (10/07 06:03)

県人事委員会は、県職員の給与を据え置くよう東国原知事に勧告しました。月給、ボーナスとも据え置きとなったのは、4年ぶりとなっています。これは、県人事委員会の黒木奉武委員長が、6日、東国原知事に勧告したものです。それによりますと、県職員の給与は、民間と比較しても、ほぼ均衡を保っていることや、人事院が、国家公務員の給与据え置きを決めていることから、月給、ボーナスとも据え置くよう勧告しました。月給、ボーナスとも据え置きとなるのは、平成16年以来4年ぶりで、勧告通り実施されますと、行政職の平均給与は、38万983円となります。この他、人事委員会では、医師不足対策として、来年度から、医師の初任給の限度額を10万4千円引き上げ、41万900円とすることも勧告しています。