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最終更新日時：2008年10月6日 20:04

メラミン混入菓子　他の２商品からも検出

同種の商品

中国産のチョコレート菓子から有害物質のメラミンが検出された問題で、同じ工場で製造された他の２つの商品からもメラミンが検出されたことがわかりました。
新たにメラミンが検出されたのは、大阪市の食品輸入会社「エヌエスインターナショナル」が中国から輸入した「ポテトチップス・濃厚わさび醤油味」と「コーンチュール・チョコレートクリーム」です。検出された量は、それぞれ１キログラムあたり０．５ミリグラム、２．１ミリグラムとごく微量で、健康被害の報告はないということです。大阪市では、エヌエス社が輸入したチョコレート菓子「チョコピローズ」からメラミンが検出されたことから、中国の同じ工場で作られた他の３つの商品についても検査を行っていました。このうち、新たにメラミンが検出された２つの商品には「チョコピローズ」と同様に乳原料が使用されているということです。エヌエス社は、すでにこれらの商品を自主回収していますが、大阪市は改めて３つの商品の回収を命令しました。

( 2008/10/06 19:56 更新)

個室ビデオ店放火　ビル管理人「非常ベルのスイッチ切った」

事件現場で手を合わせる人（大阪・浪速区）

１５人が死亡した大阪の個室ビデオ店の放火殺人事件で、発生当時、火災報知機のベルをビルの管理人が止めていたことが分かりました。
途絶えることのない花を供える人の姿。６日、新たに犠牲者２人の身元が判明し、これで依然身元が分からないのは男性１人となりました。
今月１日、大阪市浪速区の個室ビデオ店で利用客１５人が死亡した放火殺人事件。殺人などの疑いで逮捕されている小川和弘容疑者（４６）は、持っていた知人のキャリーバッグに衝動的に火をつけたとみられています。出火後、ビルの火災警報器は一旦は鳴り始めたものの、３分後に消防が到着した時には止まっていて、避難した客からも「すぐに鳴り止んだ」という証言が出ています。
警察と消防の合同調査によると、ビル６階の管理人室にある火災報知機の受信盤のスイッチは切れた状態でした。そして、６階に住む管理人の男性（７７）が消防に対し「誤作動だと思ってスイッチを切った」と話していることが分かりました。死亡した１５人のうち、１２人がそれぞれの個室で見つかっていて、多くの人が出火に気付いていなかったとみられます。警察は小川容疑者の詳しい動機を調べるとともに、ビルの安全管理についても消防と慎重に調べています。

( 2008/10/06 19:50 更新)

旧美里町の裏金で「官官接待」　和歌山県が９１人大量処分

和歌山県の会見

和歌山県の旧美里町の裏金問題で、和歌山県は元町長からいわゆる「官官接待」を受けたとされる県の職員９１人の処分を発表しました。
厳重注意や訓告などの処分を受けたのは、段木晃・元町長の任期中に「官官接待」を受けた県の職員９１人です。旧美里町と合併した紀美野町の百条委員会の調査などによると、段木元町長の在任中に「町の温泉宿泊施設の宿泊」や「ゴルフ」や「贈答品」などの官官接待を受けたとされる職員は１９５人いて、このうち退職者などを除く職員が処分の対象となりました。段木元町長が任期中に不正使用したとされる裏金は約３億６０００万円で、そのうち２１００万円ほどを県の職員らへの「官官接待」にあてていたとみられています。当時の県の職員倫理規定では官官接待を明確には禁じていなかったことから、地方公務員法上の懲戒処分は見送られ、厳重注意や訓告などの処分となりました。

( 2008/10/06 20:02 更新)

松本引越センター　破産手続き開始決定

松本引越センター（大阪・四條畷市）

民事再生法の適用を申請していた引越業者・松本引越センターがその申し立てを棄却され、破産手続きを開始しました。負債総額は約５１億円です。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、松本引越センターは１９６１年に創業し、全国に事業を展開していました。しかし、去年９月に創業者の長男の松本修治社長が自殺し、創業者自身も総額６億円の手形の不正な振り出しが発覚するなど、企業イメージの低下とともに業績も悪化していました。先月には大阪地裁に民事再生法の適用を申請していましたが、スポンサー企業の支援を得ることが出来ず、事業の継続を断念しました。負債総額は約５１億円にのぼります。

( 2008/10/06 20:02 更新)

「地質の世界遺産」目指して　日本委員会が玄武洞視察

玄武洞を視察するメンバー（兵庫・豊岡市）

世界遺産の地質版といわれる「世界ジオパーク」の認定を目指す日本の委員会が、兵庫県豊岡市の「玄武洞」などを視察しました。
日本ジオパーク委員会は６日午後、世界ジオパークの申請候補地になっている山陰海岸のうち豊岡市の洞窟「玄武洞」を訪れました。ジオパークとは、重要な地質遺産などを含む一種の自然公園で、ユネスコが支援する世界ジオパークネットワークに認定された５７ヵ所は「世界遺産の地質版」とも言われています。国内ではまだ認定されたものはなく、山陰海岸を含め５ヵ所が申請候補地になっています。日本ジオパーク委員会の尾池和夫委員長は「山陰海岸は魅力的な地域。私どももお手伝いして、世界ジオパークネットワークに認められるよう仕上げていきたい」と話していました。委員会は３ヵ所の申請地を決定した後、今年中に世界ジオパークネットワークへの申請を行うということです。

( 2008/10/06 19:54 更新)

「記念硬貨」打ち初め　地方自治法施行６０周年

京都府と島根県の「記念硬貨」からスタート（京都府の１０００円銀貨）

地方自治法施行６０周年を記念して、４７都道府県それぞれの記念硬貨が造られることとなり、京都府と島根県の硬貨の打ち初め式が6日、行なわれました。この記念硬貨は、地方自治法が施行されて６０年となったのを記念して、造幣局が今年から９年間かけて、４７都道府県分を造っていくものです。硬貨は１０００円と５００円の２種類が造られ、京都府の１０００円銀貨には、源氏物語絵巻「宿木三」の場面が、また島根県の１０００円銀貨には、石見銀山の銀貨がカラーでデザインされています。作られた硬貨は検査の後、日本地図が描かれたパネルに収められました。来年は、奈良県など４県の記念硬貨が造られるということです。

( 2008/10/06 14:18 更新)

知人のキャリーバッグ燃やす　個室ビデオ店放火

小川和弘容疑者が放火した「バッグ」は、知人所有のもの

大阪・難波の個室ビデオ店で１５人が死亡した放火殺人事件で、逮捕された男が燃やしたキャリーバッグは知人のものであることがわかりました。東大阪市の無職・小川和弘容疑者（４６）は今月１日未明、大阪市浪速区の個室ビデオ店に放火し、利用客１５人を殺害した疑いがもたれています。警察のこれまでの調べで、小川容疑者は、持っていたキャリーバッグを燃やしたことが分かっていますが、このバッグは店に連れてきた露天商の知人のものであることが分かりました。この知人は路上で自分の絵を売るため東京から来ていて、事件の数日前に小川容疑者と知り合い、絵を書く道具が入ったキャリーバッグを小川容疑者に持たせていたということです。小川容疑者がライターで火をつける際に使ったものが店のティッシュや新聞紙で、警察では放火の準備をしていた形跡がないことから、衝動的な犯行と断定し動機を追及しています。

( 2008/10/06 12:29 更新)

土井たか子元党首　「次期衆院選」出馬せず

土井さんは今後、名誉党首として選挙応援に回るという

「おたかさん」の愛称で知られる社民党の土井たか子さんが、次の衆議院選挙に出馬しない方針であることがわかりました。社民党本部によりますと、現時点で、土井たか子さんは次の衆議院選挙で、選挙区からも比例代表からも出馬する予定はないということです。社民党の福島みずほ党首は５日に大阪府内でおこなわれた街頭演説で、「土井さんには名誉党首として、近畿を中心に選挙応援に回ってほしい」との考えを示しました。土井さんは社会党の議員として１９６９年に初当選。「おたかさん」の愛称で史上初の女性党首となったほか、１９８９年の参議院選挙では、多数の女性候補者を当選させ、「マドンナ旋風」を巻き起こしました。しかし２００５年の衆議院選挙では、比例代表のみで出馬し落選していました。

( 2008/10/06 12:25 更新)

大阪市職員　痴漢で懲戒免職

大阪氏は「不祥事の再発防止のため、厳正に処分」と発表

ことし８月、ＪＲ阪和線の電車内で女子高生の体を触り、強制わいせつで現行犯逮捕された大阪市の教職員が、６日付けで懲戒免職処分を受けました。懲戒免職処分を受けたのは、大阪市立聾学校の寄宿舎指導員の世羅公人被告（４１）です。世羅被告はことし８月２９日午前８時ごろ、ＪＲ阪和線の天王寺行き快速電車の中で、女子高生の胸や下半身を十数分にわたり触ったとされ、女子高生に駅事務所に引き渡され、現行犯逮捕されていました。世羅容疑者は聾学校の寄宿舎で生徒の日常生活の指導にあたっていて、勤務態度は普通だったということです。大阪市では、「生徒の指導育成を担う教育に携わる公務員としてあるまじき行為で、誠に遺憾として、今後も不祥事の再発を防止するためにも、厳正に処分した」とコメントしています。

( 2008/10/06 12:22 更新)

美容商品の国際見本市

美容関係者で「ビューティー・ワールド・ジャパン」にぎわう

日本最大の美容商品の国際見本市、「ビューティー・ワールド・ジャパン」が大阪市内で開かれ、大勢の美容関係者などで賑わっています。６日からインテックス大阪で始まった「ビューティー・ワールドジャパン・ウエスト」は、日本最大の美容商品の国際見本市です。３回目の今年は、海外の１０ヵ国から、１４８の美容会社が最新の化粧品やトレンド情報を紹介し、美顔器を使ったエステの体験などデモンストレーションを行っています。中には、日本初上陸のブランドもあるということで、西日本の美容市場でビジネスを拡大したい出展者と、地元の美容関係者などが商談する様子も見られました。参加者は「すごく勉強になります。最先端の機械がみれる」などと話していました。この催しは８日まで行われ、１万人以上の人出が見込まれています。

( 2008/10/06 12:18 更新)

赤ちゃんカメ放流

和歌山県新宮市でアカウミガメの赤ちゃん達が海に帰されました。太平洋に面した新宮市の王子ヶ浜にはあいにくの天候にもかかわらず、多くの家族連れが赤ちゃんガメの放流に参加しました。このアカウミガメの赤ちゃんたちは、王子ヶ浜海岸に、ことし六月下旬からおよそ一か月間に上陸した１４匹の親亀が産んだ卵から生まれました。地元の「王子ヶ浜を守る会」の人達が大切に育ててきた体長５センチほどの赤ちゃんガメおよそ１２００匹が、子供たちの手で海へと帰されました。子供たちは赤ちゃんガメを手にとって観察し、放流すると盛んに「がんばって」と声援を送っていました。放された赤ちゃんガメは一斉に元気良く海へと歩き出し、大海原の波間に泳ぎ始めていました。地元の人たちは「放流されたカメが大きく育ってまたこの海岸に帰って来てほしい」と話していました。

( 2008/10/06 10:13 更新)

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