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《第7回:東村山市で何が起こっているか(前編)》

 

応援して損した。

 モウ牛川です。

 応援して損した‐その@。
 民主党。やられました。しょせんバカはバカ。一瞬たりとも民主党なんぞに期待した私も、またバカでした。号外まで出して。まだまだ修行が足りないっす。
 改正年金法案のボイコット騒動という瑣末事に熱中して、最低資本制度の見直しという重要な問題を忘れてしまったようです。もしかすると、最初から本気で最低資本制度を改正するつもりなんてなかったのかもしれませんね、今になって思えば。基本的にバカなんだし。そもそもやたらと反対ばかりしているようですが、年金問題に関して何か具体的な代替案でもあるんですか、民主党さん? 私はありますけど。
 ま、せいぜイイ年して兄弟喧嘩でもやっててくださいな。

 応援して損した‐そのA。
 久米宏さん、復帰するんですね、「ニュースステーション」。完全にやめたとばかり思っていたのですが。残念です。職業選択の自由は憲法で保障されていますから、文句もいえませんね。
 ま、「ニュースステーション」、私はサッカーのある日以外は観ないんで、あんまり関係ないですけど。 

 ということで本題に入りましょう。

 今回のテーマは「東村山市で何が起こっているか(前編)」です。

 1999年の春に行なわれた統一地方選挙において、東村山市市議会議員に立候補した矢野ほづみ氏が、圧倒的な得票数でトップ当選を果たしました。
 この事実について、一部の出版社系週刊誌等がすみやかに報道した一方、
記者クラブマスコミ系の新聞・雑誌・テレビは、ほぼ完全に黙殺しました。
 なぜ、出版社系マスコミと記者クラブマスコミで、このような違いが生じたのでしょうか。

 矢野ほづみ氏は、10年ほど前から東村山において『東村山市民新聞』というミニコミ紙を発行、一貫して市議会の腐敗および創価学会公明党による不当な市政支配を糾弾し続けてきた人物です。とくに創価学会公明党批判は、記者クラブマスコミが絶対に報道しない創価学会公明党による不当な市政支配創価学会会員に対する不当な利益誘導の実態を白日のもとに曝すことで、多くの市民から支持を得てきました。その結果が、今回の選挙におけるトップ当選です。
 かつて、矢野氏には、東村山市議会議員選挙において連続トップ当選を果たした
朝木明代氏という盟友がいました。両氏は既成の政党とは完全に独立した草の根という名の市民政党を結成し、与野党の馴れ合いにより完全に機能を停止してしまった東村山市市議会の腐敗および創価学会公明党による不当な市政の支配を糾弾し続けました。『東村山市民新聞』では、このような与野党馴れ合いで既得権益維持のみに汲汲とする東村山市市議会をムラ議会≠ニ揶揄、徹底的に問題点を指摘・糾弾し、多くの市民の拍手喝さいを集めてきました。
 何しろ『東村山市民新聞』以外には、市政ないしは市議会の実態を市民に伝える媒体が存在しないわけですから、既得権益によりメリット得ている一部関係者以外の多くの市民にとって、出版社系の週刊誌等を除けば、
『東村山市民新聞』は市政および市議会の現状というか惨状というかつまりは真実を知ることのできる唯一ともいえるメディアなのです。市民の支持を集めるのも、当然といえば当然でしょう。
 『東村山市民新聞』以外に事実を伝えるメディアが存在しないというのは、いうまでもなく
記者クラブマスコミ各社は東村山市における問題を全く報道してこなかったということです。

 それでは、何ゆえ記者クラブマスコミは東村山市における市政・市議会の腐敗、創価学会公明党による不当な市政支配と利益誘導に関して、完全な黙殺を貫いているのでしょうか。
 この問題について検討する前に、これまで東村山市で起こった草の根≠ィよび創価学会公明党をめぐる一連の事件について、簡単に見ていきたいと思います。ほとんどの事実は記者クラブマスコミでは報道されていないか、あるいはベタ記事で片付けられているので、初耳という方も少なくないでしょう。
 すべては実際に起こった出来事です。
これらの驚くべき事実を、朝日新聞をはじめとする記者クラブマスコミが完全に黙殺してきたという事実を、まず、しっかりと確認しておきましょう。

 1995年7月、草の根≠フ朝木明代議員万引きの疑いで起訴されました。
 起訴までの経緯は以下のとおりです。まず、西武新宿線東村山駅前にある婦人洋品店の店主が、東村山警察署に万引きの被害届けを提出。東村山警察署が東京地検八王子支部に事件を書類送検。八王寺支部は朝木明代氏を被告人として万引きの疑いで起訴。この件については、記者クラブマスコミでもほんの少しだけ、概略についてのみ報道されたので、ご存知の方もいるかもしれません。原則として
草の根≠ノ不利益な事実についてはきちんと報道するというのが記者クラブマスコミの基本姿勢ですから。
 しかし、この万引き被疑事件の背景には、記者クラブマスコミが一切報道しなかった、というよりも報道できなかった重要な事実が多く隠されていました。
 まず、万引き事件は店主の被害届および事件当時たまたま店内に居合わせたと称する客の目撃証言のみを証拠として送検・起訴されています。物証は何ひとつありません。当然、朝木氏は万引きの事実について否認しています。つまり
、東村山警察および東京地検八王子支部は、物証が何ひとつない主婦の万引き被疑事件(ちなみに、店主はトレーナーを万引きされたと主張していました)を、有無を言わさず送検・起訴したのです。
 通常、このような処分は考えられません。
 主婦の万引き事件、しかも物証が何一つなく万引きの前歴もないような場合、警察が書類送検をするということは、日本の警察実務においては、およそ考えられないほど異常な処分といえます。検察における起訴についてもしかり。通常は、
警察における微罪処分ないしは検察段階での起訴猶予処分で手続は終了します。
 にもかかわらず、東村山警察署および東京地検八王子支部は、実務の慣行に真向から反する異例の処分に踏み切りました。もちろん、その点の異常性について記者クラブマスコミは一切触れようとはしません。知ってるのに。その後の報道もありません。なぜでしょうか。
 この朝木議員起訴事件には、さらに以下のような驚くべき事実が隠されていました。
 まず、
東村山警察署において事件を担当した当時の副所長C氏は、後述する朝木議員怪死事件のさいにも捜査の指揮をとった人物であり、創価学会に非常に近い(C氏自身が創価学会員か否かについては未確認)立場にある人物と目されること。ちなみに、朝木議員怪死事件におけるC氏の捜査の不手際が、あまりにも常軌を逸したものであったことについては、当時、国会でも問題になりました。
 また、
東京地検八王子支部で事件を起訴・担当した検事が、創価学会の熱心な信者であること。この事実は、出版社系の週刊誌が、独自取材でつきとめ、公表したものです。エライぞ。
 さらに、被害があったと主張する洋品店店主および目撃者の証言にも、あまりにも不信な点が多いことが、裁判の過程で次々と明るみになりました。まず、万引きの現場を発見され、その場に捨てて逃げたというトレーナーのビニール袋を、店主が何故か処分してしまい、
万引きの確実な物証になり得る指紋という証拠を自らの手で隠滅してしまいました。万引きの現場を目撃したという客の証言も二転三転し、朝木氏が当日着ていた服と目撃証言が一致しないなど、目撃証言の信憑性に大きな疑問が投げかけられました。そもそも、地元の人でさえ、店内に客がいるところを見たことないというような洋品店で、たまたま万引き現場に客が居合わせたという事実それ自体が驚きといえます。そういう状況下で、朝木氏があえて万引きを敢行したのだとすれば、大変な度胸といえましょう。仮に万引きをするつもりなら、別の、他の客がいないときにしたほうが、人目もなくてやりやすいはずですから。
 朝木議員万引き被疑事件は、これら以外にも、いいろと疑惑の多い事件です。出版社系の週刊誌は、不充分ではありますが、これまでに何度か同事件の疑惑に関して追求する記事を掲載してきました。しかし、
すべての記者クラブマスコミは、朝木氏が万引きの疑いで起訴されたという事実のみを一斉に報道し、事件の背後にある数々の不信な点についてはすべて黙殺してきました。
 その後、事件の経緯がどうなったのか、残念ながらここ1年あまりフォローしていなかったので不明ですが、公判の経緯からいって
最終的に無罪判決がくだされ確定することは確実と思われます。もっとも、裁判官まで創価学会員ないしはその関係者でなければという留保はつきますが。

 では、次の事件にいきましょう。

 1995年9月、朝木議員謎の転落死により突然この世を去りました。万引き疑惑事件の2ヶ月後のことです。
 
記者クラブマスコミは転落死という事実のみを簡単に報道するにとどまりましたが、出版社系週刊誌等ではかなり大きくこの怪死事件≠ニりあげられたので、ご記憶の方も少なくないと思われます。
 事件のおおまかな経緯は、以下のとおりです。
 1995年9月1日夜、西武新宿線東村山駅前の雑居ビル裏の駐車場で倒れている朝木氏が発見され、救急車で病院へ運ばれたものの、まもなく死亡しました。検死および現場検証の結果、死因はビルからの転落による内臓破裂等と断定され、東村山警察署は早々と自殺として処理。しかし
、死亡に至る経緯ならびに東村山警察署の初期捜査にあまりにも不信な点が多かったため、朝木氏の遺族が同事件を自殺と断定する東村山警察署の処分に猛反発しました。
 事件当初における東村山警察署の対応は、たしかに異常としか形容しようのないものでした。
 まず、事故≠フ報告を受けた東村山の担当職員は、朝木氏の家族に対して死後数時間経ってから、ようやく連絡をとりました。朝木氏といえば、東村山市では知らぬ者とてない超のつく有名人です。しかも、ほんの2ヶ月前の万引き事件騒動で、東村山警察署にとってはとくに馴染み深い人物でもありました。担当職員は「身元確認ができていなかった」と弁解しているそうですが、そのようなことが本当に有り得るのでしょうか。
 また、前述の創価学会と関係が深いとされる東
村山警察署副所長C氏は、現場検証等を一切していない事件発生直後の時点で「これは自殺だ」と公言していたといいます。これは一体どういうことなのでしょうか。C氏には天の声でも聞こえたというのでしょうか。
 さらに、警察犬の投入、鑑識の現場検証、証拠物発見のための初期捜査等、すべてが後手後手にまわり、
通常の捜査では考えられないような東村山警察の不手際が続発しました。傍目には、あえて証拠を隠滅しようとして、意識的に不手際を重ねているとしか考えられないような、それほどに杜撰な捜査だったといいます。
 かかる状況のもと、事件が事故・自殺ではなく殺人であると主張する朝木氏の遺族および矢野氏は、東京地検に事件の再捜査を訴えます。そして、東村山警察署が「事件性はない」と断定して捜査を打ち切った1年後、ついに東京地検は再捜査に乗り出しました。
 もっとも、後日、驚くべき事実が発覚します。
東京地検八王子支部で、当初から朝木氏の遺族らの訴えに熱心に耳を傾けてきた検察官は、実は創価学会信者だったというのです。つまり、朝木氏の遺族らの手のうちは、はじめから創価学会側に筒抜けだったのです。
 結局、物証や目撃証言もほとんどない同事件で、朝木氏の転落死が周到に計画された殺人事件であったことを証明するのは、実際に不可能でした。殺人事件に関係した者自らが名乗り出てこないかぎりは。犯罪であったとしても、犯罪者の側には証拠を完璧に隠滅するだけの時間的余裕も情報量もありました。

 創価学会は、朝木氏の死について「万引き事件で有罪になることが確実だから、事実が明らかになる前に自殺した」という趣旨のコメントを発表しました。
 そう。たしかに、
朝木氏の突然の変死によって、万引き事件の真相もまた、永久に闇に葬られてしまったことは、まぎれもない事実です。 

 今回は、このあたりまで。

 東村山市における草の根≠ニ創価学会をめぐる事件の続きは次回。
 記者クラブマスコミが黙殺を続け、これまで一切報道してこなかった驚くべき事実を、インターネットを通じて世界に向けて明らかにしましょう。ティナ・ターナーやロベルト・バッジオも必見です。

 次回は1999年の年の瀬ないしは2000年1月上旬の予定です。
 

(1999/12/20)


??? 考えてみよう ???

1.あなたは自分の住んでいる自治体の議会で、どのような政党が、どれくらいの議席を有し、どのような審議が交わされ、どういった内容の条例や予算が成立しているか、具体的に知っていますか。

2.上記の質問について、もしもほとんど何も知らないとすれば、それは何故だと思いますか。

 

〔Information〕

・東村山市民新聞……………0423-95-4535

・朝木市議怪死事件関連HP


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