時代は米中抱き合い心中
曽根崎心中 【初DVD化】 価格:¥ 4,935(税込) 発売日:2008-06-25 |
米国はこの9月一ヶ月だけで、もう紙幣というのは、無尽蔵にドカドカ印刷できるモノではないわけだ。そんな事をしたら壮絶なインフレになってしまう。なので、紙幣を印刷した分は国債を発行して市中の現金を集めないとバランスが取れない。その結果が、日本でも政府が抱えている多大な借金なんだが、日本政府の国債はほとんどが日本人が購入しているので、仮にデフォルトしても他の国まで影響を及ぼすような事はないわけです。でも、アメリカは違う。
一年分以上のドル札を増刷したことをご存知だろうか。
いくら供給しても「まだ足りない、助けて、振り込んで」という電話が米連邦準備制度理事会(FRB)にはひっきりなしにかかってくる。振り込め詐欺のことではない。
米国ばかりではない。英国、アイルランド、フランス、ドイツ、ルクセンブルグなど欧州からもかかってくる。日本でもその恐れが強い。そこで、米欧日の中央銀行が協調して、ドル資金を流す取り決めもした。
FRBはいま紙幣印刷機をフル回転して刷りまくって供給していますが、数年後にはこの反動が来て超インフレになる可能性がある。そしてドルは暴落するだろう。イラク戦争だけでも戦費で財政赤字は火の車ですが、すでに国債を140兆円も金融危機のために使っている。まさにアメリカは破綻寸前の状態であり、中国に国債を買ってもらえるかが運命の分かれ道になっている。かつては日本に国債を押しつけていたんだが、今では中国に押しつけているわけだ。で、株式日記さんちではアメリカの命運を握るのは中国と言ってるんだが、その中国に関する疑惑です。
まずは、こんなリストがあるわけだ。ご存じのように、このところ外貨準備高を急増させている中国なんだが、今では二位の日本の倍近くも持っていたりするわけです。で、一生懸命に働いて稼いだカネだったら偉いんだが、さて。
【世界各国の外貨準備高ベスト20】Walk in the Spiritsさんによれば、中国政府は裏付けのない紙幣をドカドカ刷って、それを外貨準備高として発表しているのではないか? という疑惑が出てきたというのだ。そら、輪転機で刷るだけならいくらでも刷れる。つうか、ドル札を刷ると、それに見合うだけの米国債も発行しなきゃならないんだが、今となってはアメリカの国債なんか世界中探しても引き受け手がいないわけです。でも、中国だけは、いくらでも買ってくれる。その筈だよ、輪転機廻すだけだもの、というんだが、
1 中国 $ 1,682,200 March 2008
2 日本 $ 1,003,384 April 2008
3 ロシア $ 490,700 February 2008
4 インド $ 301,235 February 2008
5 台湾 $ 277,840 February 2008
ところが中国は、この膨大な為替介入用人民元を、どうやら市場ではなく輪転機から調達しているようなのです。中国の外貨準備が08/03時点で1兆6822億ドルということは、約170兆円分の人民元が市場に供給されたことになります。
1.どうやって毎年何十兆円もの為替介入用の人民元を入手したか?(政府の債券で調達したのなら、逆に財政問題になるはず。毎年何十兆円!もの借金です)米国は自国で$を刷る代わりに、中国に人民元刷らせて国債を買わせているんじゃねーのかい? というのがWalk in the Spiritsさんの見方です。そんな事やってりゃ、結果は米中抱き合い心中しかないわけで、そら、いっこうに構わないんだが、日本という国は地理的にその中間に位置するので、とばっちりが怖いですw
2.現時点での、人民元の発行残高は?
賭けてもいいですが、中国はこの二つの問いに明確に答えられないと思いますよ。結局、中国は資本主義の真似事をした挙句、資本主義の論理によって破滅しそうです。
なぜかこのコピペを思い出しました。
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投稿 ペロス | 2008/10/06 13:02
両大国はどちらも徳政令で借金ちゃら。クーデターすればしょうがねーなで終わり。元FRB議長のグリーンスパンが、ドル決済は止めろと言った。と、東京新聞に載っていた。ドルも元も紙だからさ、信仰が無くなれば終わりさ。
投稿 徳政令でちゃら | 2008/10/06 13:14
欧米の地図では、中国と米国の間にあるのは日本ではなく中東とヨーロッパですから、日本は大丈夫です。
投稿 Maa | 2008/10/06 13:31
このハナシが冗談ではなくホントと思えるところが、
誠にシナらしいですね、はい。
流石に、嘘・捏造・泥棒・開直りが国技のことだけはあります。
投稿 馬小屋 | 2008/10/06 13:40
タンス預金も危なく出来ない国と
債券が紙くずになるという事を教えない国があります
しかし一度借金をしてもちゃんと律儀に返して
しかも銀行に現金がある国の差は国民性の差です。
後無いのはまともな軍隊だけです。
軍隊を上手く使うのも作るのも結局が馬鹿じゃ出来ないのです。
単に軍隊作っても国民性が良くないとそれは紙で出来た首を振る
虎のおもちゃでしかない。
強い軍隊があっても引き際を弁えない馬鹿が多いとろくな事にならない。
日本は平和ボケですからそれ以前です。
軍事のアウトソーシングは高く付きます。
世の中何事も程々です。
投稿 その筋さん | 2008/10/06 14:04
米シナがそのまま共倒れってことも考えにくいんで、
やっぱり、米シナで日本を挟み撃ちして分割統治っていう筋が
現実味を帯びてきそうな感じやね。
日本を支配下に置きたい国はいっぱいあるし、
悪の枢軸の米中がこのまま、ハイ、終わりってことには
ならないだろうし。
シナの人口が多すぎるのでもっと削減しないといけないっていう話もあるだろうし。
投稿 ジュピター | 2008/10/06 15:07
預金封鎖を目の当たりにする日が近くなってまいりました
投稿 フリーフォール | 2008/10/06 15:10
さて、日本の株式市場も悲壮感が漂ってまいりましたw
そろそろ一発目のフィニッシュも近いかと。
売りを少しずつ利食い開始し、その儲けで円高に強く、財務がしっかりして、配当利回りがよく、環境関連ビジネスのタネの芽がでてきているところでも買うことにしますわwww.
まっ、もっとも、あまりの美女ぶりに売りで何本でも抜けそうな気がしてますが。
投稿 aa | 2008/10/06 15:15
>さて、日本の株式市場も悲壮感が漂ってまいりましたw
小泉売国改革(笑)の前半戦、2003年4月の日経平均株価7603円。
これを底に海外の投資マネーが流入してきたようです。
現在、海外の投資マネーの「巻き戻し」が起きていると考えると、あと2000円以上は下がってもおかしくないんでしょうね?
投稿 ウイルス性胃腸園 | 2008/10/06 15:40
http://jp.youtube.com/watch?v=koE-IlnXUj8&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=dd4RFkXzZ9c&feature=related
「刷って、刷って、刷りまくっているのよ」
この状況、20年近く前から指摘されていたことです。
投稿 モルダー捜査官 | 2008/10/06 16:37