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2008/10/06 17:42 KST
李大統領、金融危機対処で韓日中首脳会談提案へ


【ソウル6日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は6日、「北京で10月に開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、韓日中金融首脳会談の開催を提案する」と明らかにした。

 与党ハンナラ党の朴ヒ太(パク・ヒテ)代表との定例会合で、朴代表から金融危機対処に向けた3カ国首脳会談の開催を提案された李大統領は、「良い考えだ」と答えてからこのように述べた。同党の車明進(チャ・ミョンジン)報道官が伝えた。李大統領は、外貨準備高では東アジアが現在世界最高だとし、3カ国が力を合わせれば金融危機を賢く乗り越えられると強調したという。

 また、貿易収支の赤字転落を国民が心配しているという朴代表の発言には、「第4四半期には貿易黒字が可能ではないか」と期待を示した。次いで中小企業の流動性対策について、流動性確保のため資金内訳を毎日点検しているとし、中小企業向けの特別な金融支援が10月末ごろ効果が現れるとの見方を述べた。

 一方、韓米自由貿易協定(FTA)の批准同意案処理に関し、李大統領は韓国経済が難局から抜け出す上でFTAが役割を果たすものと期待すると述べ、国会での早期処理を求めた。これに対し朴代表は、国会処理の前に政府が対策を示す必要があるとしてから、通常国会中に処理したい考えを示した。