(cache) 国際帝石が海上LNG基地建設へ インドネシアで
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     資源開発大手の国際石油開発帝石が、インドネシアの海上に液化天然ガス(LNG)の生産基地を建設することで最終的な調整に入ったことが5日、分かった。石油と並ぶ重要資源として世界的な争奪戦が起きているLNGを、日本に安定供給するのが狙い。海上LNG基地は世界で例がないという。

     国際帝石は年内にもインドネシア政府と合意する見通しで、早ければ2015年に生産を始める。建設費は1兆円を超えるとみられる。

     インドネシアのティモール海で国際帝石が開発中の「マセラ鉱区」の海底から天然ガスを採掘し、液化して日本に輸出する。生産量は年間約450万トンの見込み。

     LNGは火力発電の燃料などに使われる。国際帝石は9月、オーストラリアで2兆1000億円以上を投じて年産800万トン超のLNG基地を建設すると発表。インドネシアの海上基地と合わせると、日本のLNG輸入量の2割近くに相当する規模になる。

      【共同通信】

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