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アンテナショップ「美彩館」苦戦続く 東京、認知度不足か

 都内に今春開設した県のアンテナショップ「あきた美彩館」の苦戦が続いている。オープンから4カ月がすぎたが、飲食、物販部門とも当初の売り上げ目標に届かない状況。県は認知度不足が要因とみて、今月以降、多様なイベントを展開してPR攻勢をかけていく方針だ。

 オープンした5月30日から9月末までの約4カ月間の売り上げは、物販が2692万円、飲食部門が7692万円。美彩館開設にあたり、県は年間の売り上げ目標を物販1億2000万円、飲食3億5000万円と設定した。これまでの月ごとの売り上げをみると、営業日が2日しかなかった5月を除き、物販は目標の5—8割程度、飲食は目標の6割程度にとどまっている。

 美彩館が入居するのは、品川駅前の京急ショッピングセンター「ウイング高輪WESTⅢ」の1階。周囲はビジネスホテルやオフィスビルが多く、飲食店の需要は高いという。しかし当地でのPRはホームページなどに限られており、「認知度不足からだろうか、なかなか足を運んでもらえない」(県産業経済政策課)という。ただ店頭でイベントなどを行うと客足、売り上げともに伸びる傾向があるという。

 県は今月から、同ショッピングセンターと連携し、美彩館で「旬の食材」や「冬まつり」をテーマにしたイベントを相次いで開催する。本県産品の販路拡大や観光振興につなげる「売れる秋田」販路開拓事業の一環だが、アンテナショップの発信力を強化する狙いもある。一方、美彩館を利用して産地直送フェアや観光キャンペーンを実施する市町村も増えており、来月にかけてほぼ毎週末イベントが行われる予定だ。

 一方、同じく都内にある「秋田ふるさと館」の2007年度の売り上げは1億4315万円(物販のみ)。同店によると年々売り上げを伸ばしており、5年前の2・4倍に達した。有楽町駅前の東京交通会館内にあり、周囲で商業ビルが相次いで開業したため、本年度に入っても好調な売り上げが続いているという。

 ふるさと館は県が1997年に開設。美彩館への移転に伴い、本年度から県物産振興会が経営を受け継いだ。同課は「美彩館は京急とのタイアップや、(ふるさと館にはない)飲食店によるアピールもできる。ふるさと館とも連携しながら、秋田をPRしていきたい」としている。

(2008/10/04 11:04 更新)
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