【繊研新聞 19日】
■おしゃれ心を忘れず「あったらいいな」形に
元モデルで人気ブロガーのひゃんさんがディレクションする、ルームウエアブランド「ホリデイ」(東京、電話03・6383・3679)が話題となっている。春にデビューしたばかりにもかかわらず、秋からは伊勢丹本店で販売されるほか、「プラザ」との協業もスタートする。初めての展示会も都内で開かれた。これから一気に広がりそうだ。
ホリデイは現役歯科医であるひゃんさんと、アパレルメーカーでメンズブランドにかかわってきた玉川雅さんが「本職以外のことをしよう!」と意気投合してスタートした。現在、ウェブショップと「バナーバレット」で販売しており、20代半ば〜30代前半の女性に支持されている。
ひゃんさんの「あったらいいな」を形にした。家でリラックスしているときもおしゃれ心を忘れずに着られる。肌触りのいい素材に優しいマカロンカラーを乗せたものが多く、外出時にも楽しめるようなものに仕上がっている。
秋冬物はボアで飾ったニットのベスト(1万6800円=本体)やショートパンツ(1万1800円)、カシミヤニットブラ(9800円)など。フォークロア調テープで飾ったルームシューズやポーチ、シューキーパーといった雑貨もあり、ほとんど国内で作っている。 伊勢丹本店は9月から、地下2階の自主編集売り場で販売する。ルームウエアを探していたバイヤーからのラブコールを受けて、取り組みが始まることになった。プラザとは人気アイテムであるポーチで、同店限定品を作る計画だ。