無念…恐喝グループから息子を助けた父親が死亡
千葉県木更津市で、息子への恐喝をやめさせようとして恐喝グループの車から振り落とされ、意識不明になっていた父親が、5日朝に死亡しました。
中学生を含む男女3人のグループは3日夜、16歳の高校生から金を脅し取ろうと、この高校生の自宅に向かいました。しかし、父親の小川浩一さん(40)が恐喝に気づいてとがめたところ、グループのなかの18歳の少年が車で逃走しようとしました。小川さんは車のボンネットにしがみついて発進を止めようとしましたが、振り落とされて頭を強く打ちました。小川さんは意識不明の重体になっていましたが、5日午前9時半過ぎ、脳障害のため搬送先の病院で死亡しました。逮捕された少年グループの3人は5日朝、身柄を千葉地検に送られています。