外国人による日本語弁論大会(県国際交流協会主催、四国新聞社など後援)が4日、香川県高松市番町1丁目のアイパル香川であり、香川県内の企業で働いたり、大学などで学ぶ留学生が日本語で香川や日本の印象などについて熱弁をふるった。
大会は外国人留学生の語学力向上に加え、県民との相互理解を深めようと毎年開催。今回は中国、韓国、スリランカ、ポーランドなどの6カ国9人が参加、登壇した留学生たちは、香川での友人関係や日本の文化などをテーマに、それぞれの考えや思いを懸命にアピールした。
審査の結果、金灌泳さん(韓国)が最高賞の知事賞を受賞。金さんの演題は「サプライズ好きな韓国人、計画好きな日本人」。日本と韓国の時間や約束の考え方の違いに触れ、「お互いに迷惑をかけないよう、両国の価値観を理解しながら交流を続けたい」など、香川での体験談を交えながら表情豊かに語りかけた。
知事賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)
▽高松キワニスクラブ会長賞 黄肖※(中国)▽高松ゾンタクラブ会長賞 プラディーパ・ラクマル(スリランカ)▽県国際交流協会理事長賞 生駒マリアーナ磨理(ブラジル)
※は女へんに閑