社会科教育専修
社会科教育専修では、社会科の教科内容に関する学問研究の成果と方法を学び、人間・社会・文化について深く理解し、教育について本源的に考えることをめざします。また滋賀県が多彩な歴史と豊富な文化財を有する県であるという条件を活用して、地域社会の研究を取り入れ、地域に根ざした社会科教育の実践に資することをめざします。なお社会化教育専修には社会科教育、歴史、地理、法律、社会学、政治学、経済学、倫理・哲学の各分野があり、各分野の担当者は現在次のような専門的研究を行っています。
- 社会科教育分野 2人の担当者がいます。社会科教育史、滋賀県の教育、アジアの社会科、風土を視点とした環境教育、教育目標・評価論、アメリカの社会科について研究しています。
- 歴史分野 3人の担当者がいます。ヨーロッパの近代史、日本の中世・近世の社会経済史、中国近現代史、現代中国・台湾社会論について研究しています。
- 地理分野 担当者は産業化と都市化に関する社会経済地理学的研究を行っています。
- 法律分野 担当者は戦後ドイツ憲法および憲法理論の展開と独自性、判例を教材とする憲法研究の可能性について研究しています。
- 政治学分野 担当者は日本の近現代地域行政について研究しています。
- 経済学分野 担当者は経済思想および経済教育について研究しています。
- 倫理・哲学分野 2人の担当者がいます。現代倫理学、古代ギリシア哲学について研究しています。
最近の修士論文題目
「初等・中等学校における韓国の経済教育−日韓の比較研究−」
「二重結果理論について」
「歴史教育の国際比較と授業改革−日清戦争と日中戦争を中心に−」
「明治初期の滋賀県下小学校の実態」
「中国内モンゴル自治区における砂漠化と生態移民に関する環境教育教材」
「ポートフォリオを活用した社会科の学習評価」
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