VIX指数はCBOE(シカゴオプション取引所)が1993年に導入したVolatility Indexのことで
日本語で俗に『恐怖指数』とか『恐怖心理指数』と言われてる指数である。逆張り
指標としての用い方を今回は学ぼう。通常30以上がパニックと言われるが、
40以上が大底と言われるのは、45を超えたことがないからだろう。
投資家の恐怖心を反映するといっても、投資家にアンケートを行って指数にしているわけではない(笑
VIXの値は、S&P 500指数 のオプション価格をもとに算出し
取引されているオプションの価格が高い水準の時にVIX値は高くなり、
逆にオプションの価格が低い水準の時はVIXが低くなる寸法。
図は50MAを入れたものである。読者は何が最適なのか検証し、どの指標が
役に立つか調べておくと良い。3ヶ月後には、儲かって笑いが止まらない状況に
なっているだろう。ただ2010年までサブプライム問題はつづくので、何回もこのようなパニック
が起こっては戻り、起こっては、戻り2010年は、大暴落を起こすだろう。
つまり、何回でも億万長者の可能性に満ちている訳だ。世の中が混沌で大不況に
なる時でも、必ずそれをチャンスにする勇者はいるものである。あなたも
このページを見ているならそうなるだろう。バフェットが
今買いを入れているのはLTCM破綻の時にそのノウハウを買い取り大儲けしている
体験があるからである。松下幸之助が言っているように不況はある意味でチャンス
である。逆境と成功は表裏一体をしてやって来る。幸福と不幸も、人生一般にそうである。
すべては相対的であり、表裏一体の世界の思想の中で生まれている。
だから株式で大儲けしてもうかつに喜んではいけない。しっかり裏を読まないと
天才リバモアのように不幸を選択することになる。そのへんはギャンは、よく心得て
いたようだ。だから今不幸にして大負けをしている人の方が、勝ちっぱなしの人生
より、幸せな投資生活を享受する可能性がある。人生もそうである。
良いことばかりの人生と言うのは、必ず油断を生む。
あえて、危険な時はリスクの人生を選んだ方が、最終的には良い結果を生むのがこの人生であり
安定を求めると、不安定が待っているのものである。
LTCM破綻 は
ジョージ・ソロスが、アジア危機、ロシア危機の余波を受けて身動きが取れなくなったLTCMを陥れるため、意図的にエマージングマーケットに売りを浴びせ「質への逃避」を加速させ莫大な利益を得たが。ブラックショールズの方程式やシステムでは、相場は勝てない
ことの証明でもある。
VIX: Chart Yahoo! Finance
http://finance.yahoo.com/q?s=%5EVIX
CBOE - Micro Site vixデータ
http://www.cboe.com/micro/vix/pricecharts.aspx
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