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06/02/28 更新

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日本中のアフィリエイターが彼の動向や意見に注目し、ASPさえも彼のセミナーや展覧会には是非伺い、意見を仰ぎたいと思っている。ただ、会社に入ってきた時の笠井さんは、そんな多大な影響力を持っている存在とは思えない位、柔らかな物腰と人懐っこい笑顔で、インタビューに爽やかに応じてくれました。

―アメリカと日本、アフィリエイト市場体質の違いについて教えてください。

アメリカでは成果の有無で広告主やパートナー、ECサイトの価値が決められてしまう非常にドライで、シビアな環境があるので生き残りが大変なんですよ。

―なるほど…日本より結果が重んじられる、と。

ええ。ポジティブに言えば、非常にビジネス的で利益性という面ではケジメあるスタイルです。日本では【きずな】や【信頼関係】などが重んじられ、利益性という面ではアメリカに比べると少しルーズというか、シビアな面に欠けるところがあります。

―確かに。良い意味でも悪い意味でも「曖昧」さってあるかもしれませんね?

そうなんです。でも逆に言えば【きずな】や【信頼関係】がある事で、継続的な関係を築く事が出来ます。まだ日本ではアフィリエイト=小遣い稼ぎというレベルの低い認識ですが、未来的な部分を考えるのであれば、日本のアフィリエイト体質の方が結束力があるという面で非常に期待できると思われます。

―日本のアフィリエイトの未来には期待できる部分もある、と。

(笑顔で)ええ。勿論。そうでなければ僕もクロスワークとして独立してませんから(笑)。日本のアフィリエイト・プログラムはいずれネットの枠を越え、日本経済を牽引する存在にまでなると僕は確信しています。

―(胸を撫で下ろしつつ)ですよね。では、今の未来という事に付随して…弊社でも今月中旬から本格的にブログサービスを開始するのですが(myu ⇒ http://myu.st)ブログの今後の可能性についてどう思われますか?

ブログにはネガティブな面とポジティブな面が同レベルであります。ブログの素晴らしいところは、特別な知識や技術を持たない者でも手軽に自サイトを持ち情報を発信することが出来る。なおかつアフィリエイトも簡単に出来てしまうというところです。

―「ブログ」という言葉自体もだいぶ広まってきましたね。アドリンクのアフィリエイトター登録の割合でみてもかなりの割合を占めてきている感じはあります。

はい。そのブログの普及がアフィリエイト市場に追風を送っているのは事実です。でもその反面で、誰もが好き勝手な情報を発信し、アフィリエイトが出来てしまう為に、モラルや倫理面の乱れが目立つというネガティブな要素も目立ってきています。

―確かに。アフィリエイトで言うとマーチャント側の提携承認等の際に必ず出てくる問題でもありますね。

ですね。これらの事を考えたとき、ブログでアフィリエイトする上での環境整備、教育も含めたインフラ整備が重要になるかと思われます。

―(胸にその言葉を噛み締めつつ)では、ウチのサービスも含め、今後これからのASPに望むことは何ですか?

重要なのは教育だと思います。売り手市場であるアフィリエイトの要はアフィリエイターの質です。最終的には各アフィリエイターの地道な努力が成果に繋がる訳ですが、その手助けを直接的に出来るのはASPです。アフィリエイターと広告主の仲介役にあるASPには様々な情報やノウハウ、経験などが蓄積されています。その蓄積を未来に強力なアフィリエイターを生み出すための教育材料にして頂きたい。常に新しい事を考え実行していく事がこれからのアフィリエイト市場でもっとも必要とされるASPだと思います。

―そういうASPになる事を目指して頑張りたいと思いますし、そうならないといけないと常に心において日々取り組んでいます。…頑張ります!!

(笑顔で)期待してます。

―はい!後、じゃあ最後にこのインタビューを読んで下さっているアフィリエイターの皆さんに一言頂きたいと。ズバリ「スーパーアフィリエイター」にはどうやったらなれると思いますか?

スーパーアフィリエイターの定義は人によると思いますが、僕にとってのスーパーアフィリエイターとはアフィリエイトを通じて満足できる価値を得ており、まわりにも提供できている人間なんです。そうした人間になるためには、少し強い言い方をしますと、努力が絶対に必要だという事。後はもっと良く色んな事を考える事。この二点だと思います。意識=努力。この部分に限る、と思います。アフィリエイト市場が大きくなればなるほどこの部分が大きくなっています。メディアやコンテストに登場されるトップアフィリエイターは十分すぎる知識・ノウハウをもっているにかかわらず、日々アンテナを貼っています。何かのイベントがあれば参加したり、ASPに遠慮せず積極的に質問したりなど、何かしらのアクションを常に考え実行しています。このちょっとした部分こそが、一般のアフィリエイターとスーパーアフィリエイターの境目になっているんでしょう。

―少しの差でも、実行するとしないのとでは全然違いますもんね。その少しの差の積み重ねが結果として反映されてしまう。…ありがとうございます!勉強になりました。

いえ、こちらこそありがとうございました。

インタビュー後、笠井さんは、アフィリエイト逸品展覧会に私達を誘ってくれました。「きっと良い出会いがあると思いますよ」何気ない心配り、優しさ。そういう事もきっと、この人の今のこの影響力を支えているんだなって思いました。笠井さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

(インタビュアー/アドリンク事業部・矢萩敏博)

【笠井北斗プロフィール】
1999年 アメリカ・カリフォルニア州にてアフィリエイト・プログラムやクリック課金広告、サーフバー広告をはじめとしたインターネットでのマーケティング手法に出会う。その中でも、一般ユーザーでも広告を使い収入を得られ、企業にとっても広告費リスクが小さく、企業と個人のリレーションシップ構築が可能なアフィリエイト・プログラムの持つ斬新なマーケティング方法に未来性を感じ、アフィリエイトにのめり込む。帰国後、アフィリエイトに積極的な外資系IT企業の社員として、法人、個人、両方の立場でのアフィリエイト・プログラム運用を行い、ECサイト側の視点からSEO対策の技術まで、アフィリエイトを行う上で重要な経験や知識を得る。その経験を生かし、現在はアフィリエイト情報サイトの運営やアフィリエイト・イベントの開催、ECマーチャントのアフィリエイト運用サポートを行うクロスワークの代表を務める。

⇒CrossWork(クロスワーク)

前回インタビュー

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