民主党に一度やらせてみたら?/その前にやるべきことがある
一度民主党にやらせたらいい。
それが多くの有権者の素朴な気持ちのようだ。
民主党にはとても頼ることは出来ないことは分かっているが、それでも、旧態依然たる自民党にそのまま政権を担当させるのは嫌だ。
まあ、木偶の坊でも単なる投票マシーンでも、自民党の候補者に投票するよりは、まし。
現在の閉塞状況に不平、不満を募らせている有権者のそんな鬱憤晴らしの対象になりそうな情勢である。
折角の将来を嘱望されて政界に飛び込んだ多くの有為な人材がこんな状況の中で潰されていくのを見るのは、本当に忍びがたいことだ。
どんなに有能な人が個人的な努力を積み重ねても、その個人的な努力や魅力で人を魅了することができるのはほんの数人、数メートルの範囲である。
幸いブログという新しい手段で一人一人の政治家の信条や政策などを発信できるようになったが、これをまともに受け止めてくれる人はまだ少数である。
テレビでわいわいとたわいのないことを述べている人が、政策に命を削っている多くの国会議員よりも選挙では優位に立つ。
顔を顰めるようなことが多いが、それが現在の政治の現実である。
なんとかこれを変えたいと思うが、どうにもままならない。
本当は頼ることが出来ない民主党を頼りに出来る政党に変えていくか、それとも、自民党がリセットして国民の信頼できる政党に変わっていくか。
勿論、私の立場からすれば、後者である。
だから、私は、今日から、自民党・改革派を名乗ることにする。
目標は、自民党と民主党の志を共有する、有為の人材の受け皿となりうる新党の結成である。
おそらく、これから2度の衆議院選挙を経由しなければ、21世紀の信頼できる政治勢力の結集は出来ないだろう。
2度選挙をやれば、既成の有力政治家の大半は、政治の第一線から退場せざるを得ない。
自民党の総理経験者も、民主党の小沢代表や羽田元総理も、さらには衆議院議長経験者の綿貫さんも。
世代交代は、すぐ目の前に迫っている。
その時のために、受け皿となりうる新しい政治勢力を作り出すこと。
それが、今私の目の前に現れた新しい目標である。
衆議院の解散が近いと言われている。
しかし、今解散したのでは、私の働き場がないことは明らかだ。
だから、私は、これから1年間衆議院の解散総選挙が行われないことを切望している。
私が奇跡を待っているのは、このためである。
どうやら11月2日投票の線はなくなった。
11月4日はアメリカの大統領選挙の投票が行われる。
アメリカの政治の大変動で世界が大波乱を来している状況の中で、日本が衆議院の解散、総選挙をする?
そんな馬鹿な、と言わざるを得ない。
奇跡の第2弾が始まったようだ。
■誤解されないように
「投票マシーン」について、
党議拘束に従うだけの政治理念無き頭数あわせ議員・・・の事だと思いますが、そそっかしい(もしくは曲解したい)人には、有権者をバカにしていると取られるおそれ有り。