生活保護とは、その通りに解釈すると、生活を保護してくれるものですね。生活が苦しいので受けたいと申請すると、誰でも受けられるものなのでしょうか。もちろん誰でも受けられるわけではありません。
10年以上前、自分も生活保護を受給していた頃がありました。パートの給料で子供を抱え、とても生活できる状況ではなかったのです。あの頃、悔しい思いもしましたが、この制度に支えられたお陰で、現在こうして自立した自分があるのだと思います。
このサイトでは、自分の体験を交えながら、生活保護というものを理解し、これから受給しようと思っている人も、この制度に助けられながらも自立を目指して欲しいと思っています。
あそこの家では、生活保護を受けていて楽な暮らしをしている。よくこういう話を耳にします。本当に楽な暮らしなのでしょうか。稀に不正受給をし、これまで支給した分の返済を求められたりしている人もいますが、純粋に生活が苦しくて受給している人もいるということを忘れないようにしましょう。
申請を行う前に、ケースワーカーとの面接があります。様々なことを聞かれますが、制度を受けたいばかりに嘘をつく人もいるようです。税金から支給されるものですので、虚偽がばれると返還を迫られるものです。正直に話をしましょう。
生活保護の申請の流れ
受給の第一歩となる申請の流れを説明します。面接を行い、真性書類を出すと、今度は受給資格について様々な調査が行われます。そこまでするの?と思うかもしれませんが、自分で生活の糧を稼げないと証明できなければいけません。
生活保護はいくつかに分類されます。ここではその種類と受給が決まったらやらなければいけないことを紹介します。
届出の義務
保護の支給は、最低限これだけあれば人としての生活が保障できるという金額が支給されます。ですから、それ以外に収入があったときは届出をしなければいけません。あくまでも自立するまでのお手伝いの制度ですので、自立するための行動も起こさなければいけません。