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AIG、韓国子会社のAIG生命・損保の売却取りやめ

 米国政府から公的資金の投入を受けた世界最大の生命保険会社AIGが、韓国の子会社であるAIG生命とAIG損害保険の売却を行わないことを決めた。この結果、韓国でAIG生命や損保に加入していた顧客は、そのまま契約を維持できる見込みだ。

 韓国AIG生命とAIG損害保険は3日、「米国本社がAIG損害保険の売却を見送ることにした。AIG生命は香港法人であるAIAの支店となり、AIG本社がAIAの筆頭株主としての地位を維持したまま、一部の株だけを別のパートナーに売却することにした。そのため、AIG生命と損害保険には何の影響もない」などと発表した。

 これに先立ち、AIG本社は3日に事業再建計画を発表した。それによると「米国および海外の損害保険事業は維持し、米国以外の生命保険部門は株の一部だけをそのまま保有する」などとされていた。

李敬恩(イ・ギョンウン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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