[2008年10月3日(金)の KCT TVニュースから]全国障害者スポーツ大会壮行式(総社市)
大分県で今月11日から開幕する第8回全国障害者スポーツ大会に総社市から出場する選手の壮行式が行われました。 全国障害者スポーツ大会は、3,500人の選手が参加し、陸上競技や水泳など、13競技で競う国内最大の障害者のスポーツの祭典です。総社市からは、陸上競技走り高跳びで大会記録を持つ丸山津久志さん、ソフトボール投げで県記録を塗り替えた伊丹俊也さん、そして、初出場となる卓球の鈴木ヨシコさんの3人が出場します。片岡聡一市長は「出るからには優勝を目指して頑張ってください」と激励し、3人へ激励金を贈りました。第8回全国障害者スポーツ大会は、今月11日から大分県で開幕します。 倉敷中央高校福祉科 地域と交流「ウェルフェアデー」(倉敷市)
県立倉敷中央高校の福祉科が、学習の成果を発表する「ウェルフェアデー」を倉敷チボリ公園で開き、地域の福祉施設の利用者たちと交流を深めました。 倉敷中央高校福祉科では、13年前から毎年、地域に根ざした教育活動の一環として「ウェルフェアデー」を実施しています。3年前からは、倉敷チボリ公園を会場に行っていますが、今年は、倉敷チボリ公園での最後の「ウェルフェアデー」ということで、福祉科の生徒が、介護実習を行っている地域の福祉施設11施設の利用者と西富井老人会の高齢者およそ70人を招いたほか、福祉科だけでなく看護科、家政科の生徒も参加しました。生徒たちは、施設利用者の体調などを気遣いながら車椅子を押したり、介助したりしました。アンデルセンピロティで行われたアトラクションでは、福祉科の生徒1年生から3年生までの120人が、学年別にハンドベルの演奏、手話を交えた合唱、ダンスなどを披露しました。参加した、福祉施設の利用者たちは、演奏に合わせて手拍子を打ったり、手話をしたりと若い高校生と一緒の楽しいひと時を過ごしていました。平成8年に開設された県立倉敷中央高校の福祉科では、介護福祉士やホームヘルパーなどの福祉のスペシャリストを養成しています。 障害者ふれあい就職面接会(倉敷市)
障害者の就職を促進しようと、倉敷中央公共職業安定所などが「障害者ふれあい就職面接会」を開きました。 この面接会は平成6年からほぼ毎年開催されており、平成14年からは倉敷中央・児島・玉島の3つの職業安定所が合同で開いています。今年は障がい者の雇用を考えている事業所19社と、就職を希望する障害者およそ160人が参加しました。参加者は気になる事業所の面接を順番に受け、業務内容や会社の様子などを聞いていました。障害者にとって個別に就職活動することは大変なようで、こうした面接会は貴重な機会になっています。去年はこの面接会で24人の就職が決まっています。面接会の参加者は年々増えており、公共職業安定所では、参加事業所の拡大を図っていきたい考えです。 強化月間 振り込め詐欺防止キャンペーン(倉敷市)
振り込め詐欺の被害が増加傾向にあることから、警察庁などは10月を振り込め詐欺撲滅強化月間に定めています。倉敷警察署でも、市内のショッピングセンターでチラシなどを配り、啓発活動を行いました。 イオンモール倉敷のATMコーナー周辺でキャンペーン活動が行われました。参加したのは、倉敷署管内の金融機関防犯協力会や地元中洲地区の地域安全推進員など、およそ30人です。倉敷署管内では去年1年間に振り込め詐欺の被害が6,850万円にのぼり、今年は9月末現在ですでに7,634万円が騙し取られています。ATMコーナーには振り込め詐欺の注意を呼びかけるのぼりが立てられ、買い物客へチラシが配られました。倉敷署では年金支給日である15日に、ATMコーナーへ警察官を配置して警戒にあたるほか、管内のATMコーナーやコンビニエンスストア184ヵ所へのぼりをたて警察官の巡回を強化することにしています。 水島税関支署 薬物・銃器撲滅キャンペーン(倉敷市)
水島税関支署などは、薬物・銃器の密輸防止を呼びかける街頭キャンペーンを行いました。 JR倉敷駅には、水島税関支署と水島海上保安部神戸通関業会の職員18人が出て、道行く人にチラシやティッシュペーパー1,200部を手渡しました。水島税関支署のキャラクター「カスタム君」も登場し、密輸防止の呼びかけに一役買いました。水島税関支署管内では、ここ10年以上薬物や銃器の密輸は発生していないということです。しかし、全国的には薬物の密輸件数は増加傾向にあり、合成麻薬のMDMAの密輸が特に多いということです。今年3月には、神戸税関坂出支署で中国国籍のコンテナ船から1.3キロの覚せい剤が押収される事件も発生しています。水島税関支署では、10月を取り締まり強化月間として薬物・銃器の水際防止に力を入れることにしており、港などで不審な人物や怪しい荷物を見かけた場合は、密輸ダイヤル0120‐461‐961まで情報提供を呼びかけています。 消火技術訓練大会(倉敷市)
倉敷市尾原の消防総合訓練場で「第20回消火技術訓練大会」が開かれました。 倉敷市消防局と防火協会主催の訓練大会は、防火協会加入事業所を対象に、防火意識の高揚と万が一の火災発生時に、自衛消防隊の迅速で的確な初期消火活動ができるようにと、平成元年から毎年開催されています。今年は、男子28チーム、女子17チーム、総勢99人が参加しました。競技は、男女別に消火器取り扱いと屋内消火栓の2種目が行われました。消火器取り扱い競技では、火元の確認や119番通報など、二人一組での自衛消防隊が連係して消火活動を展開し、完全に火を消し止めるまでのスピードや安全性、正確さなどを競い合いました。競技の結果、消火器取り扱い競技女子の部では、倉敷リバーサイド病院、男子の部では、水菱プラスチックが優勝しました。また、屋内消火栓競技では、女子の部では倉敷成人病センター、男子の部では倉敷平成病院が優勝しました。 倉敷市第20回消火技術訓練大会結果 消火器取扱競技 女子 優勝 倉敷リバーサイド病院 準優勝 倉敷リハビリテーション病院 男子 優勝 水菱プラスチック 準優勝 柴田病院 屋内消火栓競技 女子 優勝 倉敷成人病センター 準優勝 鷲羽ハイランドホテル 男子 優勝 倉敷平成病院 準優勝 瀬戸埠頭 倉敷陶友会展(倉敷市)
倉敷陶友会の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。 倉敷陶友会は、倉敷市や総社市に窯を構える陶芸家の集まりです。酒津焼や天神窯、羽島焼など倉敷陶友会所属の陶芸家22人があわせて95点の力作を出品しています。この作品展は毎年、テーマを決めて開催されており、今回のテーマは、「土をたたく」。会場中央には、表面をたたいて凹凸をつけた皿や、備前焼のドラなどメンバーが、それぞれテーマをイメージした作品を一人一点ずつ出品しています。このほか会場には皿やつぼなど、作家がそれぞれ自由に作り上げた作品も展示されています。こちらの作品は、倉敷市加須山に窯を持つ三宅玄祐さんの作品です。手をモチーフに作られたユニークな花器で、花を生けるとまるで手が花を持っているように見えるそうです。訪れた人達は、作品の前で足を止め、熱心に見入っていました。作家たちのさまざまな個性をうかがうことができる倉敷陶友会展は、5日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。 玉野市文化協会華道部 秋季いけばな展(玉野市)
玉野市文化協会の華道部が主催する秋の生け花展が、玉野市総合文化センターで開かれています。 この生け花展は、玉野市内にある八つの流派に所属する生け花愛好者の合同展示会として、春と秋の年に2回開かれています。今回のテーマは「彩」。会場にはリンドウやケイトウといった秋の花材を使った作品がおよそ80点並べられました。同じリンドウでも一生流の作品は和風の雰囲気。一方の草月流はカスミソウと組み合わせて洋風に仕上げ、同じ会場で様々な作品を楽しむことができます。春の生け花は鮮やかなパステルカラーが特徴ですが、秋の生け花のポイントは朽木や枯葉を使い、秋の雰囲気を出すことです。ツルウメなど「実もの」と呼ばれる花材も多く使われています。また、キツネの顔のように見える「フォックス フェイス」や針山のような「ピン クッション」など一風変わった花も顔を見せていました。この作品展は5日(日)まで玉野市総合文化センターで開催されています。 (最終更新 10/03-19:05) |