2008年10月3日 19時55分更新
養殖カキの水揚げシーズンを迎える備前市の日生町沖で3日、地元の女性たちが、海で働く男性たちに万一の事故に備え、ライフジャケットを着用するよう呼びかけました。
これは、漁業に携わる女性たちが、漁に出る夫などに対しライフジャケットの着用を呼びかける「ライフガードレディース」というグループの活動として行われました。
3日は備前市の日生港にグループのメンバー3人が集まり、玉野海上保安部の「せとひかり」など、2隻の船に乗り込み、沖へ向かいました。
沖合いでは、水揚げのシーズンを控え、養殖用のカキを育てる筏の上で作業をする漁師たちの姿が多く見られ、参加した女性の1人は船の中からマイクを使って、ライフジャケットの着用を呼びかけました。
また、船を筏に近づけ、漁師たち1人ひとりに海難事故の防止を呼びかけるチラシを手渡し、「ライフジャケットはいざという時、自分を守るものなので、絶対に身に付けて下さいね」などと話しかけていました。