<衆院選>11月9日以降か 首相、解散は再来週に判断
2008年10月4日(土)0時41分配信 毎日新聞
閣議にのぞむ麻生太郎首相=国会内で2008年10月3日午前8時59分、藤井太郎撮影 [ 拡大 ]
-PR-
首相は6日から衆院予算委員会で審議に入る補正予算案の成立を最優先させる方針を明言。参院予算委の採決が焦点となる14日の週にも民主党の対応などを見極めたうえで衆院解散について判断するとみられる。これにより、衆院選の投開票日は11月9日以降になる可能性が高まった。
与党は衆院予算委での補正予算案の扱いについて、8日に締めくくり総括質疑と採決を行うことを提案している。しかし、野党側は応じておらず、3日の予算委理事会も平行線をたどった。
与党は当初、9日成立を模索。与野党で6日から衆参2日ずつの審議日程を調整したが、野党が「早期解散の確約」を求めたため、9日の成立は難しくなった。中川昭一財務相がワシントンで開かれる先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席するため9日夜にも出国予定。参院の実質審議は14日以降にずれ込みそうだ。