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2008年10月3日(金) 19:25 |
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18歳少年を起訴、刑事裁判へ
今年3月、JR岡山駅のホームで男性が突き落とされて死亡した事件で、岡山地方検察庁は18歳の少年を殺人などの罪で起訴しました。
起訴されたのは大阪府大東市の18歳の少年です。 この事件は今年3月25日、JR岡山駅のホームから岡山県職員の假谷国明さんが線路に突き落とされ、死亡したものです。 18歳の少年が逮捕され、殺人などの非行事実で大阪家裁に送致されました。 少年は、簡易精神鑑定では発達障害の一種と鑑定されましたが、先週大阪家裁は「刑事責任能力を著しく低くするものではない」として、検察への送致、いわゆる逆送致を決定し、大阪地検は今週岡山地検に事件を移送しました。 これを受け岡山地検は「刑事責任は問える」として、少年を殺人などの罪で起訴しました。 少年は今後、成人と同様に刑事裁判で刑事責任が問われることになります。 少年の起訴に対し被害者、假谷国明さんの両親は「家族は今も毎日がつらい時間です。裁判では命の重さを考え、加害者を適正な刑に処してほしいと思います」とコメントしています。
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