【2008年10月03日19時18分 更新】


1.中山議員 立候補見送りの意向固める
 (10/03 19:09)

「日教組批判」など、一連の問題発言の責任を取り、わずか5日で国土交通大臣を辞任した、宮崎1区選出の中山成彬衆議院議員が、次期衆院選への立候補を見送る意向を固めたことが分かりました。中山氏は、4日、記者会見を開くことにしていて、立候補の見送りを正式に表明するものと見られます。中山氏は、成田空港拡張への反対運動を「ごね得」と発言したり、日教組批判を繰り返していましたが、9月28日、一連の問題発言の責任を取り、就任からわずか5日で国土交通大臣を辞任しました。関係者によりますと、中山氏は、すでに、一部の支援者に対し、次期衆議院選挙について、立候補しない意向を伝えたということです。立候補の見送りは、一連の問題発言や、大臣を辞任した責任を取るため、判断したものとみられます。自民党現職の中山氏について、自民党県連は、9月27日、次期衆議院選挙、宮崎1区の公認候補として、党本部に申請することを決めていました。中山氏は、4日午後2時から、宮崎市で記者会見を開くことにしていて、立候補の見送りを正式に表明するものと見られます。


2.宮崎2区 民主・道休氏が立候補表明
 (10/03 19:09)

民主党公認候補として、次期衆院選の宮崎2区から立候補する、宮崎市在住の会社社長、道休誠一郎氏が、3日、出馬表明しました。(道休誠一郎氏)「今回の国政選挙、天下分け目の戦いの一翼を担わせていただけるという機会をいただける事を非常に光栄に思っています」延岡市で会見した道休氏は、「今回の選挙は、政権選択のかかった歴史的な選挙。この戦いに勝たないと、地方は変わらない」と述べ、次期衆院選の宮崎2区から民主党公認候補として、立候補することを表明しました。道休氏は、介護問題や年金問題、それに、経済の活性化など、国民の目線に立った政策を訴えていきたいとしています。道休氏は、宮崎市出身の55歳。銀行や証券会社勤務を経て、現在、コンサルティング会社の社長を務めているほか、県インドネシア友好協会の事務局長も務めています。宮崎2区では、この他、自民党現職の江藤拓氏が、自民党公認候補として立候補することにしています。


3.宮崎2区・自民と民主一騎打ちへ
 (10/03 19:08)

自民と民主の一騎打ちの公算が大きくなった宮崎2区・・・。無名の新人を擁立した民主党は、自民党にどう戦いを挑むのでしょうか?そして、迎え撃つ自民党の戦略は?長友記者の報告です。(長友記者リポート)「国政選挙では県内でまだ一度も勝ったことがない民主党。政権交代をかけた次期衆院選はここ宮崎2区も自民党との一騎打ちの構図となりそうです」(宮崎2区・民主党公認候補・道休誠一郎氏)「この戦いに勝つことなしには地方も変えられない」次の衆院選を政権交代に向けた最大のチャンスと位置付ける民主党・・・。しかし、擁立した道休氏は、政治経験のない新人で、出遅れ感、そして、知名度不足は否めません。(民主党県連・井上紀代子代表)「出遅れとかは感じていない。今回の選挙が従来型の元々強い誰かがいて、この強い誰かの選挙戦術にのっかって、誰かが挑むという選挙ではないと思う」政権交代のためには、都市部だけではなく、地方での勝利も必要となっている民主党。このため、民主党や社民党、それに連合宮崎などでつくるCNP会議は、衆院選で初めて選挙協力を行うことを決めました。「非自民勢力」の結集はもちろん、民主党の支持母体である旭化成労組を中心とした労組票をまとめ、無党派層を取り込むことができるかもカギとなりそうです。(民主党県連・井上紀代子代表)「2区の皆さんにどういうふうに(民主党の)マニフェストが届くかということにかかっていると思う」これに対し、自民党は、現職の江藤拓氏が公認候補となる予定です。これまでの2回の選挙では、無所属で戦いながら、いずれも、民主党公認候補に圧勝した江藤氏。今回は、去年11月に亡くなった父、隆美氏のためにも負けられない選挙と位置づけていて、自民党県連も「議席死守」に全力を注ぐ方針です。(自民党県連・緒嶋雅晃会長)「今度は天下分け目の戦いとも言われているので、これで負けるようなことがあったら、自民党は終わりだと言う気持ちで気を引き締めてがんばっていきたい」自民党と民主党の一騎打ちとなる見込みの宮崎2区。与野党対決の構図に有権者の関心も一気に高まりそうです。


4.安藤前知事 被告人質問
 (10/03 19:01)

官製談合汚職事件で、前知事、安藤忠恕被告に対する被告人質問が、3日、宮崎地裁で行われました。安藤被告は、知事当選直後、ヤマト設計の元社長、二本木由文被告から、2000万円のわいろを受け取ったとして、事前収賄の罪などに問われています。被告人質問で、安藤被告は、知事当選直後、宮崎市の自宅で、二本木被告から「当選祝いです」と2000万円入りの封筒を渡され、すぐに返したものの、そのまま置いていかれたと証言しました。また、二本木被告を通じて、元国会議員秘書に現金が渡ったとされる点については、「依頼もしていないし、知らなかった」と関与を否定しました。次回公判は、10月10日に開かれます。


5.9月県議会閉会
 (10/03 17:50)

9月定例県議会は、3日、最終日を迎え、総額61億円あまりの一般会計補正予算案など、19の議案を可決し閉会しました。補正予算には、建設業界が、入札制度改革や資材の高騰などで、厳しい経営環境にある中、道路建設など、約20億円の公共事業が盛り込まれました。この他の主な予算では、原油や飼料の価格高騰を受けた、農家などへの緊急支援策が、約6500万円。農商工連携による商品開発の支援を目的に創設する基金の事業費が、約20億円となっています。


6.県消防学校で卒業式
 (10/03 19:00)

県消防学校で学んできた初任科生たちが、3日、卒業式を迎えました。卒業を迎えたのは、今年4月、県内各地で消防士として採用され、専門的な知識や技術を学んできた初任科生41人です。学生たちは、まず、家族らが見守る中、半年間の訓練の成果を披露しました。このあと、学生たちは、制服に着替えて卒業式に臨み、式では、原田一郎学校長から、一人一人に、卒業証書が手渡されました。(卒業生代表・南崎和彦さん)「先生方から教わった知識・技術を活かし、地域住民に信頼され、期待され、それに応える消防吏員になるため、さらに精進し、鍛錬に励み、一層努力していく覚悟です」(卒業生は)「やっとスタートラインに立てたと思う。住民の役に立つようにしっかりと頑張りたい」「強く、そして地域住民に信頼される消防士になりたい」卒業生は、来週から、第一線の消防隊員として活躍します。


7.芸術の拠点施設に入場者400万人
 (10/03 17:50)

メディキット県民文化センターは、県立芸術劇場としてオープンして以降の入場者が、3日、400万人を突破しました。400万人目の入場者となったのは、国富町の農業、村田ミヤ子さんです。3日は、メディキット県民文化センターの青木賢児館長から、来年開催される宮崎国際音楽祭のチケットや、世界的指揮者、シャルル・ドュトワさんのCDが贈られました。(400万人目の来場者・村田ミヤ子さん)「うれしい。初めて当たって。まさかこんなに当たるとは、思わなかった」施設は、平成5年に、県立芸術劇場としてオープン。以来、宮崎の芸術・文化の拠点施設として利用され、今年4月から、ネーミングライツ契約により、名称が、メディキット県民文化センターに変更されています。施設は、年間約25万人が利用していて、関係者は、「県民に親しまれる施設として、今後も、県内の芸術・文化の発展に、貢献していきたい」と、話しています。


8.JAゲートボールグラウンドゴルフ大会
 (10/03 17:50)

JAを利用している県内各地の高齢者が参加した、ゲートボールとグラウンドゴルフの大会が、宮崎市で開かれました。この大会は、JAの金融商品を利用している高齢者たちに、親睦を深めてもらおうと、毎年開かれているものです。会場の県総合運動公園には、各地の予選を勝ち抜いてきた約550人の選手が集まり、開会式の後、早速、ゲートボールとグラウンドゴルフに分かれて、競技が始まりました。今回参加した選手たちのうち、約130人が80歳以上ということですが、日頃から練習を重ねているだけあって、随所に、年齢を感じさせない、はつらつとしたプレーを見せていました。秋空のもと、選手たちは、さわやかな笑顔を見せていました。