県タクシー協会は2日、タクシーのサービスと接客マナーの向上を目指して「第2回タクシー乗務員接客コンテスト」を神戸市中央区の生田神社会館で開いた。
出場した乗務員16人は、財布を忘れた乗客や、酒に酔った乗客が乗ってきたという想定で、慌てずに丁寧な対応ができるかどうか競った。乗客へのシートベルト装着の依頼、あいさつやドアの開閉のサービスなど八つの項目で採点した。
審査の結果、「明朗で元気な接客態度」と評価された山陽タクシーの溝落健志さん(34)が最優秀賞に選ばれた。
県タクシー協会は「出場した乗務員がリーダーとなって、お客様に信頼される乗務員を育ててほしい」としている。【岩嶋悟】
〔神戸版〕
毎日新聞 2008年10月3日 地方版