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「救急医療体制の充実」重要度高く4人に3人が選択/相模原市の市民満足度調査
- 政治・行政
- 2008/10/03
相模原市は三日までに、主要施策の重要度と満足度を聞いた「市民満足度調査」の結果をまとめた。重要度では、夜間救急など「救急医療体制の充実」が二〇〇六年度の前回調査に引き続きトップで、四人に三人が「重要」「やや重要」と答えた。満足度では「満足」「やや満足」との回答は平均23・6%にとどまった。
二〇〇六年度に続く調査で、無作為に抽出した市民五千人を対象に五月に実施。現行の総合計画(一九九九~二〇一〇年度)に掲げた計百二十一の施策について、「満足度」と「重要度」を五段階評価で聞いた。回収率は51・2%。
重要度では、「救急医療体制の充実」に次いで「リサイクル型社会の構築」が多く、環境問題などに対する市民の関心の高さがうかがえた。
満足度は前回と同様に「公園整備」がトップ。最低は「基地早期返還と跡地利用実現」で、「満足」「やや満足」との回答は13・9%にとどまった。
満足度と重要度がともに平均値を超えているのが二十八施策ある一方で、重要度が平均値より高く、満足度が平均値より低いのは「子育て環境づくりの推進」など三十三施策に上った。市都市経営推進室は「各事業の評価に活用するとともに、満足度の低い施策は早急に解決策を検討したい」としている。
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