代理出産で根津医師処分へ 日本産科婦人科学会日本産科婦人科学会倫理委員会(委員長・星合昊近畿大教授)は3日、長野県の諏訪マタニティークリニック院長の根津八紘医師が、学会の厳重注意を無視して代理出産を継続した疑いが強いとして、事実確認の上、処分する方針を固めた。 同学会は倫理指針で代理出産を禁じているが、根津医師はこれに違反し、代理出産の実施を数回にわたり公表。このため学会は昨年4月、同医師を厳重注意処分にした。 根津医師はさらに今年8月、福岡市で開かれた日本受精着床学会で、代理出産を計15人に試み8人が出産に至ったとする最新の結果を発表。倫理委は「厳重注意にもかかわらず代理出産を続けた疑いが強く、本人に確認し、新たな処分が必要」との結論に達した。 本人が事実を認めるか回答がない場合には、厳重注意より重い「けん責」「会員資格停止」「退会勧告」「除名」のいずれかになる。
【共同通信】
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