2010年の大学入試センター試験から導入予定の新型ICプレーヤー(同センター提供) センター試験もエコ重視 英語プレーヤー再利用型に大学入試センターは3日、センター試験の英語リスニングで使うICプレーヤーを、2010年から新型機に変えると発表した。環境に配慮し、使い捨て型から再利用可能なタイプにする。 06年から導入した英語リスニングは、受験生1人1人に配布されたICプレーヤーで問題の音声を聞く方式。メンテナンスなどプレーヤーを再利用するコストが新品の価格より高くなるため、試験終了後に回収していなかった。 新型機は改良の結果、メンテナンスのコストを抑えることができ、回収した機器を再調整、動作チェックをした上で次の年のテストで再利用する。このほかランプをより明るくしたり、本体裏面に滑り止めを付けたりするなどの工夫も施す。音声メモリーが「メモリースティック」から「SDカード」に変わるが、センターは「メーカーが変わったかどうかは回答できない」としている。 新型機の価格は1台当たり従来より100円安い2880円を想定。
【共同通信】
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