例えば、A君の住宅の地価が100円から90円になって、B君に家の地価はずっと95円だったら、B君の家の価値はあがった事になるよね。
株に手を出さない人間にとったら株価が暴落して物価や営業にも影響が出るから困るけど、地方にいて、ひっそり自給自足してる分には大して差の無い暮らしを送れる。むしろ、弱者の企業が競争に参加しやすくなったりするんじゃないかな?
それは多分儲かったっていうんだよ!あとは、ワラント債とかいうので株価が下がると儲かるような債券があるけどね・・・
あ、これも見ましたね。実際にはどうのってやつ。
でも失われたお金の行き先としての説明としては実感を伴いませんよね・・・。
昔読んだ経済の本にこんなことが書いてありました。
小学校で牛乳瓶のフタを集めるのが流行って、それに価値ができたと。色が違う牛乳瓶のフタは価値が高く、生徒はいろんなものと交換したりして牛乳瓶のフタを集めて、競い合ったと。
牛乳瓶のフタは何も使い道はありませんが、価値があると信じられ価値があると決められているのです。
その価値に信用があるので、生徒はもてはやし、他の価値のあるお菓子や本と牛乳瓶のフタを交換するなどをした。
株価を牛乳瓶のフタだと考えることができると。
価値というのは人の基準で、あるひ子どもが牛乳瓶のフタに興味を示さなくなると価値は消えてしまうのです。
その会社が信用されて、その会社の株を上場させて会社の価値をあげ、会社は創業者利益を得ます。
株価があがったり、下がったりして、売ったり買ったりして、お金はその間に消えてしまします。
その創業者が調子よく会社の価値を保ってくれていたらいいのですが、そうでない場合もあると。
まぁ。あまり実態のない経済活動で、楽して儲ける人がいると、経済がおかしくなるじゃないかなと。この話を読んだときに思いましたけど。
でも、タンス預金をそういう株式に投資することで、社会にお金が流れて景気はよくなります。そのお金を持った人や企業が世の中を豊かにする価値を増やしてくれたら世の中はまた豊かになります。 結局、そういうバランスが保たれているかということではないでしょうか。
経済っておもしろいですね。
信用と同じような感じですね。価値があるとおもうから価値があるって考え方かな。
でもこれだと私が書いたこと以上には説明できないですね・・・。
投資・投機も結局は「何かを買っている」のと変わりませんから、モノに例えればわかり易かと
例えば貴方が、10万円で花瓶を買ったとします(あくまでたとえ話ですよ(笑))。
1.この花瓶に本当に価値があるか気になったので鑑定団で見てもらったら、1万円と言われてしまった…
これが暴落が起きた状況で、含み損が9万円です。でも手元に花瓶はあり、新たに現金を失った訳ではありません。
ここで花瓶を1万円で売ってしまったら、始めて9万円の損が確定します。
2.そのまま売るのは悔しいから持っていたら、20万円で買いたい人が現れた!
こちらは逆に市場高騰した状況で、含み益が10万円です。でも、相手から現金を受け取るまでは手元の現金が増えた訳ではありません。
ここで、花瓶を売って、相手から20万円を受け取ったら、始めて10万円の利益が確定します。
3.もっと高く売れるんじゃないかと、売らずにそのまま持ってたら、落として割ってしまった…
これが、投資先が破綻した状態、確定で損が10万円(とほー)
花瓶としての価値が全く無くなってしまったわけですから、もういかんともしがたい訳です。
この「花瓶」とした部分を、「株券」など投資資産と置き換えて貰えれば。株券とすれば、株式相場が暴落しても
手持ちの株券を手放さない限り、目に見えて現金は損しません。とはいえ、目減りしているのは事実です。
ここらへんから言葉のトリック(というか、イメージかな)になってきます。報道は「何兆円失われた」
と言いますが、実のところ、この世の中から現金が消えた訳ではありません。正しく言うなら「投資した人間が得られる
はずであった現金が無くなった」訳で、手放さない限りにおいてはお金は消えず、売った場合はその差額分が手元の
現金から無くなった事になります。破綻も実は似たようなところで、損をしたのは買ったときに払った現金が、買い手の
財布から無くなっただけです。
また、上がっても損したり、下がっても儲けたりというのは「信用取引」というものです。「空売り」「空買い」とも
言われますが、売り買いの予約と考えてもらると判りやすいかと。詳しくはWikipediaで(^^;
空売り
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E5%A3%B2%E3%82%8A
ひとまず回答はココまでで
おーおー、これいいですね。わかりやすいです。
というか株など全体の取引の説明に使えますね。
・・・よく理解しないで取引している私もあれですけど・・・(汗
よくニュースで言われる「~兆円が失われる」と言うのは、
要は日本国内の株式の時価総額全体を指しているのだと思います。
時価総額についてはwikiで参照して頂くと良いと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E4%BE%A1%E7%B7%8F%E9%A1%8...
株は商品同様に売らないと下がりませんから、
現物を売った方や新規の信用売りが買いを上回ったと言う事です。
信用売り残が積みあがっていれば、潜在的には買い戻されるので
最終的な時価総額を見る場合には現物になると思います。
現物買い、信用買い、信用売り⇒市場参加
現物売り、信用決済⇒市場離脱
時価総額減⇒市場参加<市場離脱
現物株を売りたい人がいても買いたい人がいないと成立しませんから、
時価総額が減ると言う事は日本株に興味をもつ参加者が減ると言う事。
つまり、失われたお金というのは株式市場から主観的にみた場合に
表現する方法であって、実際には参加者が減った事を意味するものと
私は理解しています。
当然参加者である投資家は引き揚げた資金をどこかに移す為に
海外の株式や債券、商品先物、為替などの取引へとシフトします。
国内に限定すれば、預金へシフトする場合もありますし、
不動産などもあるとは思います。(株とは連動しやすいでですが・・・)
言い方が少し悪いですが、やっているゲームソフトを変えるようなもので、
今おもしろいゲームを求めて参加者が移動しているだけで、
あらゆる投資の全体でみれば、お金が失われている訳ではないです。
ああ、参加者というのはなんとなくわかりますね。
ありがとうございます。
株と債権を勘違いされているかもしれませんね。
株はSprintさんの言われるとおり、誰かが儲ければ、誰かが損します。
つまり株は株券と言う有限な物を売り買いしています。
もっと厳密に言うと会社の資産を売り買いしています。
なので株では誰かが損すれば、誰かが儲けています。
株ではお金が消えて無くなる事はありません。
しかし今回のリーマンブラザーズの場合は債権での損失です。
債権とは架空の約束で、すでに皆さんがお答えになっている通りですが、
サブプライムローンという債権に対して、架空の信用をつけたものです。
つまり土地1000万円で家が1000万円で2000万円のローンを組んだとします。
この2000万円のローンに対して債権を付けました。
もしローンをした人が支払い出来ない場合は、債権者(簡単にリーマンブラザーズ)が
債権を回収するために、土地と建物を押さえます、そしてそれを転売すれば、
土地が2000万円で家が500万円で2500万円で売れたとして、
債権者は500万円の利益を得る事が出来るよと信用させた事です。
実際は土地バブルでしたので、実際の土地価格は500万円に建物も500万円で1000万円に下がりました。
しかも、ローンを組んだ人は自己破産してしまつて、お金は返ってきません。
つまり2000万円の債権が実際は1000万円の価値になってしまった訳です。
つまり架空の信用の500万円とバブルの1000万円が消えたという事になります。
つまり債権者(この場合は簡単にリーマンブラザーズにしますが実際は違います)が2000万円の債権で、
500万円の利益を得るところを1000万円の損をした事になります。
しかも実態の無い1000万円が消えたのです。
但し土地と建物は1000万円の価値で残っていますが。
簡単ですが、こんな感じだと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yamazaki/at_ya_07082401.htm
>株価が暴落するたびに何兆円が失われた、といわれますが、失われたお金はどこにいったのでしょうか
未来の市場(大げさに言うと人類)が手にするはずだった経済発展、が失われた。という意味だと思ってます。
市場や株価の時価総額って人類がコツコツ貯めてきたポイント(RPGだと経験値みたいなもの)で、個人のゲインやロスするお金って言うのはあくまでも市場にたいして貢献した御褒美で(Sprintさんがいうように損失者と利得者の間に限りゼロサム)市場全体の経験値とは異なります。単位や計算方法が同じだけど。
経済学史的な考え方の参考書として
7
回答者:
nanashix774
2008-09-22 18:37:19
回答オープン
10ポイント
「お金」というのは貨幣+預金残高で定義されるからです。
物理的に(印刷して)貨幣が増えなくても、銀行に貨幣を預けて(預金残高が増える)、それを銀行が貸す(預けた貨幣が流通する)ことで、お金は増えるとされます。
お金が失われるとはこの逆ですね。
もともとなかったお金が、ただ消えてしまっただけというのが正しいと思います。
no01nakkaさんが時価総額の解説をされていますが、「時価」というのは、あるとき株を買いたい人がつけた値段のうち一番高い値、それも、発行されている株式のうちほんの少しに対してつけられた値段です。ある会社の株を全部売ったらいくらになるのかというのは、それこそ獲らぬ狸の皮算用で誰もわからないわけです。わからないのに「時価」で株式をすべて売れると無理やり仮定して皮算用したのが「時価総額」です。
ここで問題なのは、その皮算用に対してお金を貸している人たちがいることです。証券会社などで株を担保に信用取引をすることができますが、これは株を担保にお金を貸しているのと同じです。大抵、時価の0.7倍とかの値段がつきますが、いざ株を売ったときに時価の0.7倍以上で売れる保障はどこにもありません。お金を貸して、そのお金で株を買って株の値段が上がり、またお金を貸して……というサイクルが回っているうちはよいですが、これが逆回転し始めると、もともとなかったお金が消えてしまい市場は大混乱です。株を担保に銀行からお金を借りている企業とかも真っ青です。