自民・中山成彬前国交相、次期総選挙には出馬せず引退する意向固める
「日教組」などをめぐる失言で国土交通相を辞任した自民党の中山成彬氏が、次の総選挙には出馬せず、引退する意向を固めたことが明らかになった。
中山前国交相は、麻生新政権発足直後に、成田空港問題について、「ごね得」と表現したほか、「日本は内向的な単一民族」、「日教組が強い大分県は学力が低い」などの失言を繰り返し、大臣辞任に追い込まれた。
また、中山氏が所属する町村派の幹部などからは発言の責任を問う声が上がっていた。
こうしたことから、中山氏は、自ら次の総選挙には出馬せず政界を引退することを決断し、派閥幹部などにその意向を伝えたという。
中山氏は、4日に地元宮崎県で記者会見を開き、引退について発表を行うという。
(10/03 18:06)