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県負担は1500億円-京奈和道整備　 (2008.10.2　奈良新聞)

　　県議会の9月定例会は1日、本会議を再開し、丸野智彦（自民党改革）、山本進章（自民党）、藤本昭広（民主党）、今井光子（共産党）の各議員が一般質問を行った。現在、整備が進められている京奈和自動車道の整備に関して、荒井正吾知事は同整備費を身近な公共交通充実の費用に転換することに否定的な見解を示した。また、川殻仗�Ω�d斂敝�垢脇影始�C料汗鞍�g颪��5000億円で、うち県負担分が約3割の約1500億円と公表した。

　荒井知事は今井議員の質問に答えて、特に県南部におけるバスなどの公共交通の整備の必要性は認めた。だが、同議員が要望する道路事業の整備費を公共交通の充実のための費用に回すことについては「道路使用者のユーザーは道路整備に使われることを期待している。（道路特定財源の）納税者の理解を得るのは難しい」などとして否定的な意見を表明した。ただ、公共交通の活性化に対しては「県の活性化にもつながる。市町村がつくる協議会に県も参加し、乗り継ぎの円滑化などに向けての対策を考えている。JR王寺駅では広くアンケート調査を行い、利用しやすいよう改善を考え、来年度は実証実験を行う」と答弁した…

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