2008年10月2日 19時48分更新
1日、大阪・ミナミの個室ビデオ店が放火され15人の客が死亡した事件を受けて、総社市の消防本部は2日、市内の個室ビデオ店などへの査察を行い、店の防火対策などについて確認しました。
2日は、総社市消防本部が市の建築の担当者とともに、市内の個室ビデオ店を訪れ、はじめに建物の大きさに合った防火設備を備えているかどうか、従業員に聞き取りを行いました。
そして店の中に入り、消火器などの防火設備が備え付けられているかどうかや、非常口への誘導灯の取り付けられ方などについてひとつひとつ確認していきました。
また、店内の個室にも立ち入り、喫煙できる部屋に灰皿を備えているかどうかや、火事がおきた際、避難経路が確保されているかどうかなどを従業員に確かめていました。
岡山県や各市町村の消防では、県内にある個室ビデオ店やカラオケボックス、それにインターネットカフェなどに立ち入り検査を行って、防火対策が適切に取られているか調査し、結果を今月末までに国に報告することにしています。