岡山放送局

2008年10月2日 19時48分更新

中学生遊具から転落しけが


2日午後、岡山県倉敷市にある倉敷チボリ公園で、回転式ブランコの遊具に乗っていた15歳の中学生が、4メートルの高さから転落し、足の骨を折る大けがしました。

2日午後0時50分ごろ、岡山県倉敷市のテーマパーク倉敷チボリ公園で、回転式ブランコの遊具「スカイウェーブ」に乗っていた福岡県立の養護学校の生徒で、岡垣町に住む15歳の男子中学生が、ブランコの座席から転落しました。

この事故で男子中学生は足の骨を折る大けがをしました。

男子中学生は養護学校の修学旅行で公園を訪れていて、事故当時、ブランコにはほかの生徒も乗っていましたが、ほかにけが人はありませんでした。

「スカイウエーブ」は、座席をワイヤーで吊り上げて回転させるブランコで、座席が高さ5メートルまで上がるようになっています。

警察によりますと、座席が上がるにつれて男子中学生が体を大きく動かしたため、従業員が緊急停止ボタンを押して、4メートルの高さまで下がったところで転落したということです。

座席には転落を防ぐため、バーとベルトが取り付けられ、警察によりますと、男子中学生が乗った際には、従業員が固定されていることを確認していたということです。

警察で事故の原因を詳しく調べています。

中学生が通う福岡県立北筑前養護学校では「教員に安全指導を行っていたが、こういう結果になって非常に残念です。」と話していました。