toki teki sekai

tokiはなにもの。tokiは世界のどこにいる。
かなしくもおもしろい toki teki sekai にようこそ

篠山春日能と篠山の町

2008年04月27日 /  見る・観る・視る
(mixi日記と同内容です)

少し前の話になるが、篠山春日能を見に行った。

論文指導の先生が東京からわざわざ観能に見えるというので
カタワレ(夫)と御一緒したのだ。
京都の自宅を7時半頃にでて、篠山の春日神社前についたのが
午前9時すぎ。
道中の山あいは花のさかり。篠山に近づくと堤の桜並木が
満開で、美しかった。

開場までまだ2時間近くあるのに(開演までは4時間)、
神社の前にはもう数人の列ができていた。
私たちのあとにも続々人がこられて、人気のほどが伺える。
すぐ後ろに並ばれた埼玉からの女性は、常連だそうで、
春のこの能と、大晦日の「翁」上演に毎年こられるとか。

早く並んだので、正面2列目の真ん中の席がとれた。
席といっても、神社の境内にパイプ椅子が並んでいるだけ。
持参の座布団と膝掛けが大いに役立った。

席とりがすんだので、ほっとして、開演まで篠山見物。
おひるごはんは近くのおうどん屋さんで、ししうどん。
いのししのお肉がはいった味噌煮込みうどんである。
で、ここでがまんできずに、地酒を一杯のんでしまった。。
(下戸の先生と、運転係りのカタワレは飲めないので、私だけ^^;;)

ごはんのあとに立ち寄った篠山歴史美術館は、
1980年代まで使われていたという木造の
裁判所の建物をリユースした施設。昔の学校のような
落ち着いた雰囲気に、さすが徳川の藩屏篠山藩の重みを
感じさせる美術品が展示されていた。
(ちなみに昭和の目利き、青山二郎氏はこちらの殿様の
 ご子孫であるらしい)

第一展示室では、地図がテーマになっていて
なんと、教科書でもおなじみの「坤輿万国全図」の
屏風があった。地図好きのカタワレはこれに興奮、
私は東海道、中仙道の宿駅を克明に描いた六曲二双の
屏風に見入った。また「能図」と題された土佐派の屏風も
なかなかに興味深かったが、これについてはいづれ
どこかに書きたいのでこの日記ではパス。

さて、いよいよお能が始まる。

野外の能舞台には、ときおり、はらりはらりと
桜の花が散り掛かり、謡の合間にほととぎすの声もきこえる
絶好のシチュエーション。

一曲目。「百万」。
せっかくの梅若万三郎さんのシテだったのに、爆睡。
雰囲気と、地酒と、朝早い出発に酔ったのであろう。嗚呼。
でも、夢のなかで百万のクセはきっちり聴いていたようで
とてもとても、よい気持ちでありました。

次は狂言の「蝸牛」。
京都にいると茂山家(大蔵流)がほとんどで、なかなか
他流の狂言を見る機会がない。山伏役の野村小三郎さんは
名古屋在住の和泉流の狂言師ということで、茂山家とは
台詞のアクセントがぜんぜん違う。しかし、ぽんと前にでる
演技の明るさが気持ちよく、また、太郎冠者役の子役ちゃん
(小三郎さんの子息?)が、めっぽうかわいい。
終演後もついつい「でんでんむ〜しむし♪」と、くちずさんでしまう。

最後は大槻文藏さんシテの「殺生石」。
大槻さんは、むかーし、むかーし、一回や二回は見ている
ような気がするのだが、記憶の朧の奥にいってしまって
今回、初見とかわらない。

文蔵さんは、1942年生まれ。(by ja.wikipedia)
60代後半という、能楽師としては円熟し、かつ充実した年齢。
体つきが細く、すこーし右にかたげておられるところが
かえって、特有の雰囲気をかもしだして色気がある。
声も、独特の細さなのだが、冷たい空気が
肺をこすってでてくるような 微妙な身体性を感じさせて、
大変よかった。

前半の里女は、深井(?)の面で、妖女 玉藻前の上品さと
不気味さを感じさせ、後の九尾の狐も、通常かけるという小飛出でなく
線の細い野干か、またはもう少し違った面だったような気がする。
ブログに「目のつり上がった竜女」と書いておられる方もある)
かぶりものの狐のしっぽが、後ろに流れているところも優美だった。

ワキの玄能法師(石を割るゲンノウという道具はここから
きています)は若手の福王和幸さん。若手で長身で人気者。
でも、惜しかったのは、足袋のこはぜがはずれていたこと。
観客席ニ列目で、それが気になって気になって集中できなかった。

篠山春日神社の能舞台は重要文化財の指定をうけているとか。
町並みも、人に媚びず、しかし心に温かい、落ち着いたもの。
帰りに地酒の蔵元に寄って、五合瓶を買って帰った。

往復運転してお疲れのカタワレとふたり、
能の余韻、花の名残のなか、その日のうちにあけてしまいました。


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実録・連合赤軍

2008年04月08日 /  見る・観る・視る
(mixi日記と同内容です)

実録・連合赤軍

書きたいことはいっぱいあるのだが
今夜この映画のことを書いておかないと
一生書かないような気もするので少しだけ。

若松孝二のこの作品は、いい映画だ。
たぶん彼がなにを描いてもいい映画になったと思う。
しかし、連合赤軍を描くという、モチベーションがなければ
映画自体ができなかったろうし、その意味で
このモチーフは、若松にとってかけがえのないものだったと思う。
まず、そのモチーフに対する集中の仕方がすばらしい。

モチベーションのことはさておき
この長い作品(2時間半以上あったと思う)は
おおきくわけて三つの部分にわかれる。

リンチ事件以前 リンチ事件の周辺 リンチ事件以後

「以前」は、みっちりとインテリたちの敗北を描く。
彼らの敗北がフランス共和国の五月革命のような革命を
日本にもたらさなかったのだろう。
全学連は、社青同は、ブントは(以下略)まじめすぎた。
まじめで、馬鹿すぎた。
サルトルの不真面目こそが、日本にも必要だったのだ。
たとえ革命後に殺されたとしても、不真面目なインテリと
真面目な兵士が革命を成功させるのだ。
彼らが、パッションで止揚されたときにこそ、
レヴォルーション(回転)は成就する。
そのことを、若松の映像は、きりきりともみこむごとく描いている。

次のパート。
「周辺」は、周辺というにはあまりに近すぎた。
リンチ事件そのものを描くのだけど、それでも私は
これを周辺といいたい。
この映画のなかで、ひとつの核心があきらかに見えすぎるので
見ている私には、どうしても、その部分を核心とは言えないのだ。

若い人にはオウムの核心が描かれているもの(が、あるとしてそれ)を
ご自分が、それを核心とみとめられるか、問うてほしい。
お年を召した方には、あるいは大東亜戦争の核心が描かれいるものを
それを核心とみとめられるか、教えていただきたい。

その核心は永田洋子を演じた並木愛枝の、
完璧なまでの表情のコントロール、つまり、あごの左下のほくろのような
笑窪のあらわしかた消し方、あらわれる0.1秒単位の出現時間によって
みごとに再現されていた。
彼女の演技とそれを演技とさせた若松の演出が
(そしてもちろん映画全体が)
その核心をあばきだしているのだ。

その核心が、ふっとたちあらわれた時、あまりのおそろしさに
私はそこから目をそらし、そして、それを「周辺」としか呼ぶしか
逃げ道はなかった。
遠山美枝子のリンチ(総括)のシーンは、時間的に長すぎる。
そして長すぎるからこそ、この映画を「いい映画」と言えるのだ
と、今、気づいた。

リンチ後。
これは楽だった。「『最後』まで革命を貫徹しようという若者」を
きっちり描いているのだということが、スクリーンから読み取れる。
銃声に、こわれていくあさま山荘(これは監督自身の別荘)に、
水圧銃に、救われていく若松自身。
だから若松は、発狂することなく撮り終えた。
みごとだ。

未成年の「少年A」に、数少ないフィクションとして、監督自身の
メッセージを叫ばせたのもよかった。そのために彼(A)は
ずっとこのシーンまで声を発しなかったのだ。
その伏線も、いい映画の条件である。

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こってりといい映画をみたあとに、つくづく思う。

不真面目な、そして上等な
インテリになりたい。


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銀の秋霖木屋町を帰る

2007年09月30日 /  haik(u)
昨夜は錦の町家カフェ"hale"で句会。
haleさんの入り口が見つけにくい。
入り口の前を2、3度往復してやっとたどりついた。

お酒をのみながらの句会というのは
とても心地よいもので
ひるまの句会では遠慮して言えない句評なんかを
すなおに言えたりする。

選も思い切って、かっこつけずに入れた。
私の特選は 「豚まん」を詠んだ御句。季語は「月」。
他の方の選もたくさんはいっていて2位でした。
それと ゲスト(メール投句)のかぐら川さんの御句が
すばらしかった。
中国の六中感(死中有活 苦中有楽 忙中有閑
壷中有天 意中有人 腹中有書)をふまえた御句で、
学問の秋にふさわしい御句。

トップはreiさんの御句。
高層のビルの窓に映る月を詠んでおられました。

私の句で票がはいったものは

蛇穴に入るノラ家を出づるまで
大病の月わたつみを渡りけり

そのあと、holy's cafe に場所をうつして
また句会。
夜間飛行の御句が最高点。
葡萄を口に含んだ操縦士が印象的。
私のは
夜の手帳十日の菊を記しをり
と、もう一句、。。忘れました(笑)

それでは終わらず木屋町の文壇バー"図書館"で連句。
半歌仙「夜の図書館の巻」を巻きました。
図書館司書 ひよこちゃんや
木屋町徘徊人 湯水さんも参加してくださり
たのしかった。

ゆるーく巻いたのですが、今日みると
なかなかの出来。



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加賀越中紀行 その2 ―白山神社 鳥越村―

2007年09月22日 /  見る・観る・視る
(承前  −−−mixiにも書きました)

夜は嵐だった。
ばらばらと窓を打つ雨の音
びょうびょうと吹く風に何度か目が覚めたが
そのたびに、心地よくまた眠りに落ちた。

木の建物に包まれていたからかもしれない。

早朝、旅館の前を流れる川が
黄色く濁っていた。

ときおり激しく降る中を
若いご主人と、おかみさんに見送られて
白山に向かう。

今回は、金沢の外周をぐるっとまわって、
街には立ち寄らなかった。
石川県の道路行政はめざましい。
首相がでた国だからだろうか。
くるたびに、新しい道路ができている。

白山。
ここにきたのはわけがある。
私の母が京都の白山神社の神主さんに
占ってもらったとき「お嬢さんは今おつきあい
している人と結婚するとよいです」といわれたのだそうだ。
結婚直前のことである。

母はめったに占いなどしてもらわない人だが
このときはふと、みてもらう気になったのだろう。
そのことをあとで夫が聞いて、
ぜひ加賀の白山神社に参拝したいと
ずっと思っていたらしい。

今回念願がかない、お礼のお参りをする。

神社の参道が美しい。
とりわけ雨にぬれた下草が。

神社の駐車場の前の、ロッジ風の
釜飯店で、かまめしと鮎を食べる。
これもなかなかおいしかった。

その店で、近くの温泉のことをきいて
日帰り入浴をする。
この日3度目の入浴。きもちよかった。

そのあと鳥越村の一向一揆記念館をたずねる。
そこでも、研究対象の父についての
大いなる収穫があった。

私が記念館にいる間
夫は、こんにゃくとなすと
そば粉を買ったらしい。
いまでもそのそば粉でそばがきを作ってくれる。
こんにゃくも美味だった。

夕方の高速を走って京都へ。
野分の雨は、すでにやんでいた。


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加賀越中紀行 (その1)小矢部市―南砺市

2007年09月08日 /  見る・観る・視る
(とりあえず mixiと 同内容で書いておきます)

結婚記念日に夫の運転で
研究対象である下間少進の妻にゆかりの
富山県小矢部市にいってきました。

市の教育委員会さんと
少進の妻の兄(または弟)前田利秀が
両親のためにたてたお寺さんとをたずねました。

調査結果は論文に反映していきたいと思いますが
お寺さんの94歳の御住職のお話がとても楽しかったです。
この月の末に御住職を息子さんにゆずられるそうですが、
とてもお元気で、これからも御活躍していただきたいです。

7年来のネットのお友達も
富山市からかけつけてくださって、
はじめてお目にかかることができました。

お約束の時間までまだ間があったので
速攻で小矢部市の温泉施設にいって
お風呂にはいったりして、
勉強だけでなくアミューズメントも
たのしむことができました。

夜は南砺市の福光にある、築100年ほどの
料理旅館に泊まりました。
いまどき、お部屋にお手洗いも錠もない旅館で
びっくりでしたが、堂々とした造作の広い二階が
貸切状態で、ぜいたくな思いをしてきました。

翌朝は台風の雨にあらわれたお庭の木々や、
前の川に濁った水が轟々と流れる風景をみて、ゆったり。

それにしても、北陸って
なんであんなにお魚がおいしいのでしょう。

ずるいなあ(笑)


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高瀬川 川くだり

2007年08月21日 /  Weblog
mixiにも書きましたが
この日曜日、元立誠学区の夏祭りイベントで
高瀬川の川くだりを体験しました。

といっても、橋一つ分、30mほど。
舟は普通の和船で、本来的な意味での『高瀬舟』では
ありませんでした。

このイベントは、立誠学区と都市工学のゼミをもつ大学との
コラボレーションのようです。
町の真ん中の村祭りという雰囲気で楽しかったです。


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ケネス・ブラナーの魔笛

2007年08月15日 /  見る・観る・視る
魔笛はむかーし、ロンドンとマントヴァで見て
どっちとも、夜の女王のアリアとパパパパパパゲーノのとこ以外は
熟睡(つまらなかったわけでなく、旅の疲れで)しておりました。

今回はじめて寝ずに通してみました。
もちろん、オペラハウスと映画館では状況も作り方も違うので
どっちがよかったとか、そいういう話ではありません。

ケネス・ブラナーの映画は『ヘンリー5世』以来ほとんど見ているのですが
最初のシーン、序曲が演奏されているあいだ、戦いのフィールドが
延々と続いているのを見て、ヘンリー5世の戦闘シーンは、
大勢の俳優を使いたかったのに、資金不足で20人くらいの俳優さんで
とったというエピソードを思い出して感無量でした。

今回の映画『魔笛』は、この冒頭のシーンがことに面白く
オーバーチュア(序曲)を背景に、戦いのフィールドが壮大にうつしだされ
主役のタミーノに焦点があたって、彼が危機一髪になるところで
「たすけてくれ!」のアリアになるのです。

その趣向が楽しくて楽しくて、大笑いしてしまいました。
映画はその大笑いで、最後までもっていく感じ。
でも進行につれて
原作そのものがもつ、冗長さ、わけのわからなさからは逃れられません。

でも、そのわけがわからなさ、が、魔笛の魅力なのですよね。

作者のシカネーダーがフリーメーソンに影響されて書いた
夜と昼の戦いを、ケネスブラナーは、男と女の戦いと
その止揚にまでもっていきます。

緑の野が戦いによって茶色い焼け野原になり
それが最後のシーンでまた、愛の力によって緑になるというなかばあざとい趣向。
この趣向があざとくなるかならないかは、演出家がそこのシーンまで
どういう気分の高揚を構築していたかによると思いますが、
今回、私が見た限りではかろうじて成功していると思いました。

これも序幕の哄笑がラストにまで響いているからでしょう。

役者さんでは、ザラストロ役のルネ・パーペがよかったです。
容姿、演技、声ともにすばらしい。弦楽器のコントラバスと
同じ音を声にしていて、人間業とも思えません。
夜の女王のリューボフ・ペトロバは、背が小さいのが惜しいところ。
映画なのですから、大きく見せる工夫はなかったのでしょうか。

パミーナのエイミー・カーソンは、若き日のエマ・トンプソンに
雰囲気が似ていておかしかった。
エマ・トンプソンはケネスの奥さんですよね。離婚しちゃいましたけど。

それと、夜の娘たちの3人が3人とも、すばらしいバストで
オペラ界の人材豊富さに感動。いえ、3人とも、バストだけでなく
演技も表情も、もちろん声もすばらしかったので。
2人がイタリア的なベルカントで、1人が、トイツっぽい歌い方だったのも
個性的でおもしろかったです。


ともかく、シカネーダー、モーツアルトコンビの人気曲を
第一次世界大戦を趣向につかって、おおらかに演出した
ケネス・ブラナーと、出演の役者陣に拍手です。


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高知 赤岡

2007年06月21日 /  見る・観る・視る
(mixi日記と同内容です)

高知は好きで、以前から数年に一度いっています。
金沢も好き。
京都を中心に、日本海側は金沢、太平洋側は高知、
好きな町が弓型にならんでます。

こんかいは、香南市赤岡を訪ねました。
太平洋に面した小さな町。
平成の大合併で香南市の一部になる前は
日本一小さな町だったそうです。

でも、古代から流通の中心だった地で
奥深い文化が息づいています。

素敵だったのは 絵金蔵。
http://ekingura.com/modules/about1/
江戸時代末期の画家、絵金(絵師の金蔵)の作品を
収蔵している美術館です。

絵金は、おどろおどろしい芝居絵で有名で
赤岡では毎年7月のお盆に、その絵を町並みに飾って
蝋燭で照らすというすばらしい風習があるのですが
それら芝居絵ばかりでなく、小品の年中行事絵巻なども
とても、達者で洒脱でした。

さすが、高知藩家老の御用絵師をつとめただけの
才能がある人だと思いました。

赤岡では、すてきな出会いがたくさんありました。
絵金蔵ではおいしいコーヒーをいただきながら
美術館のスタッフの方と話し込み
ちょうどお向かいに建築中(7月プレオープン)の
「弁天座」という芝居小屋にあつかましくもお邪魔して
中をみせていただきました。
この夏には話題沸騰する小屋だと思います。
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000706090003

おひるは、こちらの名物の、しらすぼしの定食。
しらすぼしと馬鹿にするなかれ、できたては
ふんわりして、とてもおいしいのです。
季節のヤマモモがデザートについていたのもうれしかった。

町を歩いていると、時計屋さんのご主人によびとめられ
中にはいると 絵金の作品をデザインしたオリジナルの
掛時計があるのでした。買いもしないのに、いっぱい
おしゃべりして、旅人にやさしい町を実感したのでした。

地酒の酒蔵で買ったおさけと、しらすぼしにするまえの
しらす、どろめを買って高知市内に帰り、夕方
一日別行動していたつれあいと、一献かたむけたのでした。

そのあと高知橋のたもとの屋台、安兵衛で食べた餃子は
もう絶品。皮がかりっとしていてビールがすすむのです。

翌朝は、朝市でもも、びわ、やまもも、おすし、かつおぶし
などなどを買い込んで、かえってまいりました。

たのしかった♪




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くるみ座60年

2007年03月15日 /  Weblog
京都の劇団くるみ座が60年の歴史をとじる。

毛利菊枝演劇研究所をふくめ6年間在籍
現在の仕事の基礎をつくり
また生涯の伴侶とであった場である。

これまで、苦しい中をまもってくださった
現劇団員のみなさまに、こころから御礼をいいたい。

ありがとうございました。
おつかれさまでした。

毛利菊枝、北村英三をはじめ
山崎正和、人見嘉久彦、喜志哲夫 各氏ら
日本の新劇界の一時代を担った人々に関する資料が
散逸してしまうのが惜しいので
さる大学にひきとりをお願いしたら、
こころよく聞き届けてくださった。

こちらも関係者に感謝したい。

さみしい気持ちは多々ある。
それは劇団にかかわってきたみなさんに
共通の思いだろう。

さよなら
そして新しい明日を。


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3周年おめでとう!☆「39プレゼント応募」☆

2007年03月07日 /  Weblog
gooのブログサービスが3周年ということです。

おめでとうございます!

いつからここをはじめたのか、見てみると
2004年の6月なんですね。
2004年の3月に会社をつくって、
その年の4月5月は大病をして入院してて
2005年の春はトスカーナをドライブ旅行して
2006年は大学院にはいった。

そんな3年。

興味の対象がどんどんかわって
ここに書く頻度も最近ではぐっと落ちたけど
いつきても、ここがいごこちがいいことはたしか。

ということで、
こちらこそらサンキュウベリイーベリイーマッチです。
gooさん。


そいで、おことばにあまえて
「39プレゼント応募」しまっす♪


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