(CNN) 国際体操連盟(FIG)は10月1日、北京五輪の体操女子団体総合で金メダルを獲得した中国選手の年齢が、規定の16歳以上だったとする調査結果を発表した。中国選手の年齢については、過去の報道と現在の年齢が食い違っていたとして、規定違反の恐れがあるとして、北京五輪後に国際オリンピック委員会(IOC)が調査を求めていた。
中国側が提出した選手5人のパスポートと身分証明書、家族の登録証などから、全員が16歳以上、あるいは五輪開催年の今年に16歳の誕生日を迎える生年月日だった。
体操女子の中国選手については、米紙ニューヨーク・タイムズなどが疑惑を報道。選手の年齢が規定以下であることが判明すれば、団体総合のほか、金と銅を獲得した段違い平行棒などにも影響が出てくる可能性があった。