2008-09-19 21:36:41

男尊女卑:お茶当番

テーマ:仕事

今日は、まじめなお話です。


うちの会社は、古~いしきたりが色濃く残る会社です。

今まで、気付かなかった「盲点」を発見してしまいました。


皆さんの会社には、「お茶くみ」「お茶当番」なるものはありますか?


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「お茶当番」


それは、かわいいプ~さんのぬいぐるみとともにやってきます。

朝、机の上に、「お茶当番」と名札をつけたプ~さんがいたら、

その日の「お茶当番」です。


「お茶当番」のお仕事は、

・受付から「お願いしま~す」と内線TEL。

・お客様にお出ししたコーヒーカップや湯飲みを給湯室で洗う

・回数:一日3回程度(全部で100客程度)


当番が回ってくる人の定義

・女性

・スッタフ職(営業でないこと)


※受付は、1名(派遣さん)

 ご案内・ブースの予約業務・お茶だし・ブース片付けで手いっぱい。


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私は、入社してはじめて、「お茶当番」を今日しました。


復職したときに、女性の先輩から、

「これからはお茶当番がまわってくると思うのでよろしくね」と

一言言われておりました。


「郷に入れば郷に従う」

そう素直に思って、あまり気に留めませんでした。


でもでも・・・実際やってみて・・・。


洗い物をしているとき・・・


「?????????」

「???」

怒


とっても、腑に落ちない!!


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実際、130名ほどの事業本部に女性は30名程度。

そのうち、総合職は3名(私含む)

残りは、契約社員or派遣さん。


「お茶当番」も、大事な仕事です。


「ナンバーワンブランド」と謳っている弊社では、

紙コップなどは問題外。


一流ブランドの食器でお茶orコーヒーなどをだします。


それに付随して絶対的に、洗い物が生じますよね。


洗い物も、誰かがやらなければならない仕事だし、

よく考えてみれば、立派な仕事です。

(1回の取引で何千万円という手数料をいただくお客様に

 紙コップなどナンセンスと思う質です)


でも、実際業務途中に、一日3回も

呼び出されては、集中力をそがれてしまうのでした。


契約書類やそのチェックなどをしていた今日は、

その「お茶当番」のせいで、仕事を中断せざるを得ない状況。


「私は、低レベルな仕事はしたくありません!」と高飛車な

発言をしているつもりはありません。


私より、入社年次の若い男性や新入社員はスッタフ職であっても、

「お茶当番」の定義からはずれることが問題なのです。


これは、立派な男尊女卑だと思うのです。


お天気のせいか・・・ネガティブ発想というかかなりヒートアップしてしまい、

3回目の洗い物のときには、


「たとえば、この先10年(別に5年でもいいです)も、

女性というだけでお茶当番が永遠に回ってきて・・・

ん??

もしや、女性っていうだけで、仕事の評価もその程度なのでは!?」

とまで考えてしまいました。


******************


これから、一生懸命どんなに働いて会社に貢献したとしても、

所詮女性っていうだけで、

男性よりも、評価は低いわけですか???・・・と。


入社以来、よくしてくれている男性の上司(45歳くらい)課長に、

ドキドキしながら、メール。


「すみません・・・ちょっと気になることがあって・・・

メールしたので見ていただけないでしょうか?」と私。


理路整然と簡潔に思っていることを相談しました。


すると課長・・・

「おっしゃる通り!この問題はぼくの中で一度消化して、

 部長会で話すから。」


とのことでした。


うちの会社には、封建的な、昔ながらの男性がい~っぱいいます。

もしかすると、子供を産んでまで、仕事して・・・

がんばっちゃって・・・


って思っている方もいると思います。

(上司の奥様は、ほとんど専業主婦ですもの)


でも、誰かが言わないと何もかわらないと思うんです。

今までだって、不思議に思っていた人はいるはずです。


・・・・・・・・誰も言ってこなかったんです。


産休から復帰した新卒の総合職の社員は、私が第一号。

これを機に、パイオニアとなって、絶対変えてやるぅ。


「もういい!めんどくさいから、だまってよう」と

私自身がなりませんように・・・。


********************


賛否両論を呼びそうな今日の話題。

生意気!って思う方もいらっしゃるかもしれません。


私のブログでは、私が思うことを書いていきたいので、

温かく見守ってくださいね。


ハッスルハッスル の ちいママ☆でした。


コメント

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■納得~!!

すっごい納得しちゃいました。不動産業界にいる私も、同じようなことありました。なんで女だけ?って。我慢してやっていたのが、そのうちなんとも思わなくなってきて。ダメですよね。。ちぃママさん、すばらしいです!どんどんパイオニアとして頑張って改革してください!応援します!

■通りすがりの者ですが・・・

復帰していきなりそんなこと言えちゃうのってある意味すごいですね。
私もかなり古い体質の職場にいましたが、お茶を出すのなんて当たり前でしたね。
「いいですよ、お茶くらい私がやりますから」って感じでした。
いくら男女が肩を並べる時代といえども、女性特有の役割はあると思うからです。
子育てだって、父親と母親が平等にやっていても母親じゃなきゃダメなことってあるじゃないですか。
1日のうちでお茶を出すのがそんなに時間を食いますか?
私は育休の間働いてもいないのに毎月給料をもらって、1年間経ったら復帰するほど、会社に自分が必要とされているか?そんな自信はありませんでしたので、その前に退職しました。
そもそも、産みたくて子供を産んだのに自分のスキルアップのためとか家にいるのは耐えられないとかで子供に寂しい思いをさせてまで働くこと自体理解できないので、私とは一生考え方は平行線かもしれないですけどね。

■kaorinさんへ

同じ不動産業界!男性社会ですよね~。。
応援していただき嬉しいです。やるべきことはやって、胸を張って「提言」できるようになりたいです。

■ほえぇ~

私が前務めていた汐留の会社ではビル全体でお茶くみ担当の方がいて、全部やってくださってたのでラクでした。

会議などでは私もやっていたけれど紙コップだったしね。
仕事もしなくちゃいけないのにちゃんとしたコップを洗わなくちゃいけないのってなんかナンセンスよね。

ちぃままさん、がんばって改革を起こすのよっ!

■美穂さんへ

人にはそれぞれ考えがあるものですよね。
美穂さんのおっしゃることもよくわかります。
私も若輩者ですので、至らぬ点があります。ご了承ください。
ただ私は、「できれば子供と一緒にいてあげたい」と思っていることだけはお伝えしたいところです。それぞれ事情があるのです。あえて多くは語らず、控えさせていただきます。

■がんばってください!

私の会社は中小企業ですが、働くママさんが何人かいて、子育てしながら働きやすい会社だと思います。でも最初は制度も何も整っていたなかったそう。先輩ママさんたちがパイオニアとなって色々改革していってくれたと聞いています。
ちいままさんのような大企業で、しかもお茶当番があるような古い体質の会社だと、改革していくのも大変かもしれないけど、ぜひがんばってくださいね!陰ながら応援しています(^-^)/

■さすが!

ちいママさん、さすがです。
それくらいの強い気持ちがないと、働くママってやれないなぁって思います。
上司は「これからは、働くママも当然の時代」と言っていましたが、まだまだ厳しいことも事実。

うちは強い女性しかいない職種なので、お茶当番なんてあったら、抗議が殺到すると思います。
職場で、上司に意見するのはだいたいが女性(笑)
負けないで~ 頑張りましょ~

■ありえないありえない

いまどきお茶だしって。。。。
ありえないですけれども、私的に。いまの世間的にも。。。
あと、いろんな会社を見てますが(仕事で)ないない~、でも不動産って男尊女卑というか、女はあまり前線にいないイメージだから少々納得。
でもいまどきってやつです、改革必要です。と思いますよ、
いやいや、お茶だしという仕事を馬鹿にしてるわけじゃなく、ちゃんとそういう仕事メインの人がやればいいと思うわけです。
多くの会社は総務とかの仕事ですよね~。うちも総務。受付も総務付けだし。男がお客様にお茶を出すのは確かに、飲むほうもまずそうだから女子でいいとおもうんですね、ほら力仕事は男子(電球かえたりとか)だから差別でなくそこは区別とおもうけれど、企画職でお茶だしはないないない~。
ちいママ☆さんにおおきな一票でーす。
私、そういえばお茶だししたこと一度もないな。
長々失礼しました♪やっぱりこういうことにちょっと熱くなるあたり、仕事するしかない性分なのだとも実感。。。

■がんばれ~

私が働いていた会社は残業が異常に多く労基署に睨まれていたのでよく組合で
「無駄な仕事はなに?」「これがなければ仕事がはかどる業務は?」
という話がされていました。そしてお茶くみのような雑務は派遣スタッフさんにやってもらうことになりました。

ま、確かに家ではお茶なんて入れたことがない、
洗い物したことがない男性が
慣れない手つきでお茶くみしたりするのは見栄えも悪いので
性差ってことで女性がやるのは個人的には反対ではないです。
でも主な業務が他にある人にやらせる仕事ではなく、雑務庶務専門の女性を雇って欲しいと思います。

ちぃママさんのように若い女性がどんどんおかしいと思ったことを上司に提案していくのってすごくいいことだと思いますよ。
他の女性社員からもどんどん意見が出てくるような風通しのいい会社、職場を目指してがんばってください!

改行が変で読みづらいと思いますが、ごめんなさい!

■一票だな私も

まずは今日も1日両立お疲れ様です☆
うんうんってとっても納得しました(*^.^*)。
自分に自信がなかったりそれほどの仕事がないので、私も子供が出来たら、産休ー育休下さいっていえるかなって今から不安ですが、当然の権利だと思うのでいうつもりです。そこで復帰できなかったときは、縁の問題です。会社より大事なものは5億個あります。家族とか・・・。でもそれでも復帰するのに意味はそれぞれもっているものですし☆。
家にいるのもいないのも人それぞれですよね♪(‐^▽^‐)。
何も言わなき始まらないですよね!そういう実状況に気付いてない人ばかりだと思うから男って。立派だと思います。これからも頑張って下さいね!週末ですね楽しいこと考えましょう!よき方向に御社がまた日本がなること祈ります。

■びっくり!

今まで働いた2社が外資系だからなのかわかりませんがお茶出しはやったことがないです。。。他の方の会社と似ていて総務部の派遣スタッフの方が一手に引き受けてくださっています。

ある意味ちいママさんの会社は太っ腹な会社です。。。総合職なら給与もそれなりのはずなのにそのお金をお茶出しに使っているんですものね。。。

そのあたりの合理性・効率性に気づく方であれば男性でも疑問に思う方はいるはず。提言すれば少しずつ変わっていくのではないでしょうか。陰ながら応援しています♪

■うちの会社の場合。

うちもザ・日本企業なので、似たようなところがあるかもしれません。応接室のお茶出し・片付け・洗い物は「受付係」(正社員&派遣の女性)がやっていますけど、社員用の給湯室当番(帰宅前にポット・フキンを片付ける程度)は、各職場の女性一般職&派遣さんがやっていますね。一般職&派遣さんに男性がいないからっていうのもありますけど、女性の仕事です。一方、若手総合職は、男女関係なく業務用車の給油当番なるものがあり、それは最近まで私もやっていました。

ちいママさんの怒りは、予告なく電話で呼び出されるため、業務の効率が下がる+男性スタッフ職だけが当番を免れている、という主に2点でしょうか。それなら、「受付」を2名に増やして、受付の人がお茶だし~洗い物まで一貫して行ったほうがいいのかもしれませんね。

疑問を素直に上司にぶつける行動力はすばらしい!応援しています♪♪

■頑張って

ちいママさん、ご無沙汰してます。同じグループ会社の@大手町です。私も総合職(少し前から呼称が変わり、今は全域型)です。ちいママさんの書き込みに対する下記のコメントを呼んで、私も痛いほど気持ちがわかります。

<ただ私は、「できれば子供と一緒にいてあげたい」と思っていることだけはお伝えしたいところです。それぞれ事情があるのです。あえて多くは語らず、控えさせていただきます。

ちいママさんのこれまでのブログを読んできて、まあくんと一緒にいたい気持ち、復帰と子育ての狭間でとても悩んでいたこと、痛いほど分かります。私も同じです。是非、誰がなんと言おうと、ちいママさんらしく、いらっしゃってくださいね。かげながら応援しています。おなじ男の子ママ、グループ社員同士、これからもよろしくおねがいします。

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