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2008年10月 1日

代表質問、始まる。

本日、代表質問が始まった。
民主党の小沢代表も鳩山幹事長も、気合が入っていた。小沢さんはボソボソで、鳩山さんは気弱な感じのときもあるけど、今日は違っていた。麻生総理から所信表明演説で「売られたケンカ」に答えながら、新しい政権の考えを示そうとしているように見えた。

対する自民党席は、まるで「お葬式」のようだった。能面のような顔をして下を向く議員も多く、小泉チルドレンばかりが、演説の内容を理解していないとしか思えない無意味なヤジを飛ばしていた。
代表質問をした細田幹事長は、延々と「小沢批判」を繰り返した。麻生総理は、一昨日の所信表明演説でも民主党や野党への当てこすりばかり。
すでに与野党が逆転したかのような議場の雰囲気だ。

それにしても麻生総理。財源についての民主党の質問にも答えられず、「随時お示しする」と逃げた。後期高齢者医療制度についても、「一年以内に議論する」。待ったなしの課題に対し、なんだそれは。
答弁はもちろん、自らの失言に対するおわびすら、書いたものを読み上げるばかりの麻生総理。しかも小泉さんのような「切り返し」すらできない。
総理になって本当にうれしそうだけれど、やっぱり中身が何もないのでは。麻生さんが一日でも多く総理をしていたいから、解散をのばすような空気もあるけれど、もはや聞こえてくるのは自民党の断末魔ばかり。
このままずるずる引き延ばしされたら、国民生活はますます苦しくなる。一日も早く解散して民意を問うべきだ。

明日は、社民党の重野幹事長が代表質問に立つ。しっかり、私たちの考えを示していきたい。


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辻元清美ブログ


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