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2008/10/02 10:56 KST
政府の可用外貨準備高は十分、金融委員が見解


【ソウル2日聯合】外貨準備高が減少を続けているなか、金融委員会の李宗求(イ・ジョング)常任委員は2日のラジオ番組で、政府が保有する可用外貨準備高は十分だとの見方を示した。銀行の短期外貨流動性に問題があるため、これを解消する適切な措置が取られるだろうとしている。また、国内銀行も「構造化カバードボンド」の発行を進めるなど、長期の外貨資金を調達する努力を続けていると説明した。

 可用外貨準備高が100億ドル台に落ち込んだとの一角の指摘に対しては、可用外貨準備高は単に流動外債を差し引いて算出するものではないとし、外資系銀行の国内支店が本店から借り入れたり、造船業者の前受金が負債とされた規模までを考慮すると、政府の外貨準備高は十分だと強調した。