遊具から転落、養護学校生重傷＝倉敷チボリ公園の回転ブランコ

　2日午後零時50分ごろ、岡山県倉敷市のテーマパーク「倉敷チボリ公園」の回転遊具「スカイウェーブ」から福岡県立養護学校中学部の男子生徒（15）が転落、左太ももや右足首、下あごなどの骨を折る重傷を負った。命に別条はないという。
　県警の調べによると、生徒は運転開始約1分30秒後に高さ約4メートルの座席から転落した。
　運転前、係員が安全装置をチェックした上で生徒が乗ったが、運転開始後に生徒が慌てだしたため、引率の教諭が停止を要請。すぐに止まらずに転落したという。当時、遊具には生徒を含め22人が乗っていた。
　同公園のホームページによると、スカイウェーブは座席が旋回する形の回転ブランコ。身長120センチ以下の利用を制限している。　

【関連ニュース】
・ 遊具から転落、15歳生徒重傷=倉敷チボリ公園-岡山県警
・ 鉄板かぶせガスボンベ加熱か=負傷者15人、重傷者も-文化祭爆発事故・東京