ここから本文エリア 浜田の刑務所、運営開始2008年10月02日
◆盲導犬訓練センターも開所◆ 官民共同運営の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」(浜田市旭町丸原)が1日、運営を始めた。約100人の刑務官と警備員ら約240人の民間の職員が、受刑者の受け入れに向けて動き出した。19日に開所式を開き、下旬から受刑者を収容する予定。併設の島根あさひ盲導犬訓練センターも同日開所した。 渡部志郎・社会復帰促進センター長はこの日、センター内の会議室で「刑務官と民間スタッフが知恵を出し合い、連携しよう」と訓示。民間側代表の歌代正・総括業務責任者は「罪を犯した人が社会復帰することを支援する仕事に誇りを持ってほしい」とあいさつした。 盲導犬訓練センターは訓練士らスタッフ13人。来春から、盲導犬候補の子犬3頭を受刑者が育てるプログラムを始める予定。日本盲導犬協会の井上幸彦理事長は開所式で「世間が注目している事業で、なんとしても成功させたい」と抱負を語った。
マイタウン島根
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