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【三重】

御在所岳の仮登山道開通 豪雨で被害、愛好者らが修復

2008年9月29日

流木や岩を運んで登山道を修復する参加者たち=菰野町の御在所岳で

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 県北中部を今月2−3日に襲った集中豪雨で崩壊した菰野町・御在所岳の「裏登山道」の修復を、全国から集まった登山愛好者がボランティアで進めている。28日には山頂までの仮の登山道が開通した。

 裏登山道は7合目までの大部分が流木や岩で流され、山小屋「藤内小屋」「日向小屋」も大きな被害を受けた。

 ボランティアは東海や関西の各府県の山岳連盟などから、土、日曜日を中心に毎回100人近くが集まり、道や山小屋周辺の流木や岩を除去している。

 この日は約60人が4合目付近にある藤内小屋から目印の岩「ウサギの耳」までの道を作り、27日までに山頂方向から整備した道とつないだ。

 京都府山岳連盟の宮永幸男さん(59)は「若い時からお世話になっている。しっかりした道を造りたい」。毎年、レンジャー訓練をしている陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市)の久米功記小隊長(39)は「体力がいる仕事もある。少しでも力になりたい」と話した。

 県山岳連盟の野呂邦彦さん(66)は「皆さんの協力ですごく早く道が作れた。今後も整備を続けたい」。修復のリーダーを務めた同連盟の居村年男さん(58)は「一般の登山者でも歩けるが、まだ危険な個所も多く、注意が必要だ」と呼び掛けた。

 (山田浩平)

 

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