社会保険庁改革の一環で存廃が問題になっている社会保険浜松病院(浜松市中区中島1)の存続を求め、鈴木康友市長は1日、同庁を訪れ、舛添要一厚生労働相あての要望書と、市民や医師会が集めた約7万1000人分の署名を提出した。
中、西、南区の自治会連合会長も同伴した。鈴木市長は8月下旬、署名が提出された際「市民の意向を国に伝える」と回答。「同病院は浜松南部地域の総合病院として欠かせない。今後の方針を早く示すとともに、地域医療に特段の配慮を」とした要望書を坂野泰治・社保庁長官に手渡した。【平林由梨】
毎日新聞 2008年10月2日 地方版